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更新日:2020年7月13日
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JA北つくば営農経済部米穀販売課は7月10日(金),筑西市明野地区の現地ほ場で,新品種「にじのきらめき」の中間検討会を行い,明野普通作部会員を中心とした「にじのきらめき」栽培者や関係機関46名(生産者18名)が参加しました。
最初に,販売先である木徳神糧株式会社から,「関東地域で取引のある「にじのきらめき」栽培面積のうち四分の一(160ha)をJA北つくば管内が占めており重要な産地と考えている。高温耐性があり,外観品質が良く食味も一定の評価を得ているため,外食産業をはじめとした業務用に引き合いが強い米である。今後も安定的な供給をお願いしたい。」と挨拶がありました。
普及センターからは,栽培取組初年度の令和元年産は平均600キログラム/10aで過剰分げつの傾向があったのに対し,今年度は無効分げつの少ない理想の生育をしており,一時期淡くなっていた葉色も回復傾向にあり,使用した一発型肥料の後半の窒素溶出が始まってきた状況であることを説明しました。
また,同時にドローンによる追肥の実演も行われ,参加した生産者からは,精密な施肥に驚く声とともに「適正な施肥実施で昨年を超える660キログラム/10キログラムを目指したい」と意気込みが語られていました。
今後も,経営・普及部門では,「にじのきらめき」生産者とともに現地状況を確認し,栽培指導を進めていきます。