農場見学＆就農相談会が筑西市で開催されました

　8月24日に農場見学＆就農相談会in県西が筑西市で開催され,就農希望者30名(県内12名,県外18名)が参加しました。

　この相談会は,茨城県農林振興公社と県西農林事務所が主催し,農業に興味のある方や就農希望者に,農業者の講話,農業体験及び農場見学をとおして茨城農業への理解を深め,就農のイメージを高めてもらうことを目的に実施し,筑西市が担当地区となりました。

　農業体験は,有限会社染谷農産のキャベツ圃場で,定植機械を用いてキャベツ苗の定植を行いました。農場見学は,梨園を経営するおじま農園の経営者から,会社勤めをやめて農業を始めた理由,今後の取り組み等を話していただきました。

　就農相談会は会場を筑西市の生涯学習センターに移し,有限会社染谷農産との意見交換,筑西地域農業改良推進協議会による就農相談を行い,就農にあたってのアドバイスや筑西市の地域おこし協力隊活動について説明しました。

　相談者からは,有限会社染谷農産に対して「普通作にキャベツやネギの露地野菜を導入した理由は」,「就農時期はいつがよいか」等多くの質問がありました。また,協議会のブースでは,梨農家を目指すための地域おこし協力隊制度を中心に説明し「協力隊制度の勤務条件や活動に関する資金は」,「応募条件は」等の質問がありました。

　参加者は,筑西市の農業が盛んであること,梨農家として筑西市へ定住・定着する事業があることを知り,さらに就農意欲を高めたようでした。

　普及センターでは,就農希望者が筑西市の農業への理解を深め,就農を促す活動を引き続き支援していきます。

  

　キャベツ苗の定植体験　梨園で農業者から講話を聞く参加者