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ホーム > しごと・産業 > 農林水産業 > 農林事務所 > 県西地域 > 県西農林事務所経営・普及部門(筑西地域農業改良普及センター) > リアルタイム現地情報 > 若手農家対象の経営研修会を開催
ページ番号:47155
更新日:2022年12月9日
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8月29日(水曜日),筑西合同庁舎で管内の施設野菜農家の後継者ら6名(協和園芸4Hクラブ4名,青年農業士2名)を対象に自らの農業経営を考える情報交換会を開催しました。情報交換会は,新たな考え方,知識の習得を目的とし,ワールドカフェという自由な発言による形式を用いました。管内の青年農業士2名には参加者兼アドバイザーとして参加していただき,若手農家の経営に対する新たな気づき,考え方の習得ができるようにしました。
情報交換会では,参加者の農業経営における「夢や目標」,その「夢や目標」を達成するための今後の「課題や取り組むべきこと」についての意見を,付箋に書き出して模造紙に貼ることで考えをまとめられるようにしました。「夢や目標」は,「単収の増加」,「週休二日」,「作業の省力化」等があげられました。「課題」や「取り組むべきこと」は個々で異なりますが,共通してあげられたのが「作業の段取り,スケジュールを組み実行する」「知識を増やす」「家族とコミュニケーションをとる」でした。普段,自らの経営を振り返り,夢や目標,課題,今後取り組むべきことについて意見交換する機会も少ないことから,参加者からは有意義な会であったという声も聞かれました。
情報交換会の参加者の中には親から経営移譲を控えている後継者もいます。経営を考えることは,今後農業をしていく際の重要なポイントとなることから,今後,普及センターでは,施設野菜の輪作経営(こだますいか,トマト,ハウスレタス)における作付面積の適正化指導等により,後継者の「課題」の解決につながる支援をしていきます。
ワールドカフェ形式での情報交換会の様子