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更新日:2023年8月23日
1月23日,県立真壁高等学校生28名が,研究機関及び花き農家において先進農業研修を行いました。
この研修は,同校農業科2年生を対象に,作物の育種・栽培に関する試験研究や農業経営について学び,県立農業大学校への進学や就農意欲向上を図ることを目的に実施しました。
はじめに,農業総合センター生物工学研究所,園芸研究所で,イチゴ新品種の育成,県オリジナル品種「いばらキッス」や梨「恵水」の特性等について説明を受けるとともに,イチゴの糖度測定を行いました。また,ハウスでは,イチゴの1次選抜や特性検定などについて説明を受けました。
続いて筑西市の廣岡バラ園へ移動し,養液栽培により10月中旬から5月中旬にかけてスタンダード系やスプレー系のバラを生産している花き先進農家で研修を行いました。
研修に参加した生徒は,イチゴの品種育成には,手間と時間がかかることを改めて実感したようでした。また,「恵水」が昨年都内の高級果実専門店にて高単価で販売されたことに驚いたようでした。
さらに,廣岡バラ園では,一切土を使わない栽培や機械だけに頼らないで換気や加温をして病気を予防していると聞いて,農業への関心が高まったようでした。
経営・普及部門では,就農志向のある高校生に対し,農業に対する興味を引き出して就農へつながるよう支援していきます。
左:イチゴの育種について説明を受ける学生,右:廣岡バラ園での研修
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