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更新日:2022年12月9日
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10月11日,筑西地域青年農業士連絡協議会がトマト先進地研修を開催しました。本協議会では各経営品目において,専門知識・技術,最新情報を得るために品目別研修を行っています。今回はトマトについて研修し,青年農業士の他,県内のトマト生産者やJA担当者等も同行して,13名で栃木市の柏崎農園を視察しました。
現地では,栃木県下都賀農業振興事務所からの産地紹介後,農園代表 柏崎弘行氏に施設を案内してもらいました。同農園は,トマト栽培においてより高収量を求める目的で近年急増している高軒高ハウスと,従来の低軒高ハウスとのタイプの異なる2種類のハウスを使って,計69aの越冬作トマトを栽培しています。トマトの誘引技術「連続3段摘心誘引法」を開発し,この技術により高収量・高収益を実現しており,今年の全国野菜園芸技術研究会トマト・キュウリサミット(1月 東京都にて開催)で事例発表を行うなど全国から注目を集めている経営体です。
参加した青年農業士らは実際の栽培を目の当たりにして,栽培管理が行き届いている様子に感嘆の声を挙げ,柏崎氏に対して管理方法・使用資材・労働力の確保等々多くの質問をしていました。今回の研修は,自分自身の農業経営を見直すうえで有意義な研修となりました。
協議会は引き続き,果樹,普通作等の品目別研修を開催していく予定です。普及センターでは,青年農業士が地域農業のリーダーとして更に成長していくために,研修等の自己研鑽活動を支援していきます。
産地紹介の様子 低軒高ハウス見学の様子
高軒高ハウス見学の様子