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ページ番号:46116
更新日:2022年12月9日
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7月3~5日にかけて,JA北つくばでは筑西市下館地区で水稲中期栽培管理講習会を開催しました。3日のうち2日が雨天であったにもかかわらず,多数の稲作農家が出席しました。
普及センターからは,水稲の生育状況,病害虫防除対策,間断かん水の実施,穂肥施用について説明しました。
本年は,育苗期間中の平均気温が非常に高く,徒長苗や老化苗を使わざるを得ないほ場も多く,こうしたほ場では活着が悪かったため,その後の生育に影響が出て,ほ場による生育差が大きくなりました。また,移植後も気温が高く日照時間が多かったため水稲の生育が旺盛となっており,基肥一発肥料を施用していても,穂肥施用が必要なほ場も見られることから,草丈や葉色による生育診断,幼穂長による出穂期予測,穂肥施用時期や量について,質疑応答や意見交換を行いました。
また,発生が問題となっているイネ縞葉枯病については,地域ぐるみの防除が徹底されてきており,数年前に比べ,減収は目立たなくなってきました。一層の被害低減を図るため,収穫後の早めの耕うん,冬期のイネ科雑草の防除実施を呼びかけました。
米価低迷により稲作経営の厳しさが増す中,普及センターでは,高収量かつ高品質な「コシヒカリ」生産に向けた支援を引き続き行います。