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筑西地域農業改良推進協議会(会長:須藤茂筑西市長)主催による,先進事例研修(11月19日)を開催し,就農アドバイザー,農業三士,関係機関等23名が参加しました。
この研修会は,農業者の高齢化と減少が進むなか,就農希望者に対して研修の受入から就農にいたるまでを支援している先進的な取組事例について研修し,新規就農者を確保・育成していくことを目的に開催しました。
研修では,始めに常陸大宮普及センターによる新規就農者確保の取組,次にJA常陸奥久慈枝物部会柳田氏より,他県から移住して花材「枝物」に魅力を感じ,1年間の研修後に枝物で就農した体験談について話していただきました。
続いて,同部会会長石川氏より,就農アドバイザーとして就農希望者に惜しみなく指導した結果,何人もの枝物生産者を確保し,県北地域に「枝物」の産地を確立させて耕作放棄地,遊休農地を解消した事例について話していただきました。
出席者からは,「新規就農者を募って独立まで導いた努力を見習いたい」,「部会員や栽培面積がほぼゼロに近い状態から販売金額1億円以上の産地にした取組に感銘を受けた」との感想がありとても参考になったようでした。
普及センターでは,引き続き関係機関と連携し,就農希望者の確保・育成に取り組んでいきます。
発表者の話に熱心に耳を傾ける参加者
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