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更新日:2023年8月23日
水稲主食用品種「にじのきらめき」は,県西地域で問題となっているイネ縞葉枯病に対して抵抗性があることに加え,高温耐性があるため,乳白米などの未熟粒が少ない特性があり,近年高温による品質低下がみられる「コシヒカリ」に比べ,収量・品質ともに優れているとされています。
JA北つくばでは,「コシヒカリ」に替わる品種として令和元年から業者との委託契約を結び,8名の生産者が「にじのきらめき」を試験的に栽培しました。その結果、平均で10俵程度の反収が確保できただけでなく、粒が大きく,食味においてもコシヒカリ並みの評価が得られました。実需者からの要望により令和2年度から本格的に作付け拡大を図るため,12月19日,JA北つくば営農経済センターにおいて,「にじのきらめき」の栽培講習会が開催されました。講習会には生産者30名のほか,JA北つくば職員も含め,50名が参加しました。
普及センターからは,令和元年に調査した結果から「にじのきらめき」の特性と次年度の栽培に向けたポイントを説明しました。今後も新たに取り組む生産者を中心に,適正な栽培管理,適期収穫などを指導し,新たな産地づくりを支援していきます。
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