令和6年度水戸地域農業学園閉講式、
特別講座「POP講座」を開催しました

　県央農林事務所経営・普及部門では、新規就農者を対象に農業の基礎知識や技術の習得をはじめ、学園生同士の仲間づくりを目的として、農業学園を開催しています。

　2月21日（金曜日）に閉講式及び特別講座「POP講座」を開催し、閉講式には6名、特別講座には16名が参加しました。

　閉講式では、今年度の経営の振り返りを参加者同士で発表した後意見交換を行い、今後の問題点を洗い出すことで、次年度へ向けた課題を話し合いました。課題として、参加者の多くが販路開拓、労働力確保等を挙げていたことから、新規就農者の抱える悩みは共通であることが分かりました。

　特別講座では、株式会社文化メディアワークスの佐藤代表取締役（デザイナー）を講師に迎え、POPの効果的な作り方について講義を受けました。講義では、事例紹介を踏まえながら、わかりやすいPOPのポイントについて説明を受けるとともに、POPを作る時のペンの使い方や文字の配置及び大きさについてアドバイスを受けながら実践形式で学びました。

　参加者からは、「普段関わる機会のないデザイナーからのアドバイスは貴重だった」、「POPに限らず、自分の商品の魅力を考えるきっかけになった」等の感想が聞かれ、大変好評でした。

　今年度の水戸地域農業学園は終了しましたが、次年度も受講者の意見を取り入れながら、講座を開催する予定です。また、当部門では、本講座以外にも新規就農者に役立つ講座を企画し、農業に関する知識及び技術の習得を支援していきます。

3月13日　県央農林事務所　経営・普及部門　本間（担い手）