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更新日:2024年11月29日

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いばらき‟冬のお魚”特集2024

いよいよあんこうシーズン到来!この時期の旬の魚をご紹介します!

  • あんこう
  • ひらめ、めひかり、ヤリイカ
  • お魚トピックス

茨城を代表する冬の味覚あんこう

あんこう鍋

出荷量の多い時期:11月~3月
水揚げの多い主な漁港:平潟漁港、久慈漁港、那珂湊漁港

“西のふぐ・東のあんこう”と並び称される「あんこう」は、茨城を代表する冬の味覚です。
茨城では11月~3月があんこうのシーズン。県内各地であんこう料理を楽しめます。
味は淡白ですが、コラーゲンたっぷりで、身は脂肪が少なく低カロリーなため、女性にもたいへん人気です。
あんこうは「食べられない所が無い」と言われるように、骨以外は全て食べることができる魚です。
「肝・胃・皮・ヒレ・エラ・卵巣・身」は、「あんこうの七つ道具」と呼ばれ、それぞれの風味や食感などを活かした料理に使用されます。
あんこう鍋は、これらの「七つ道具」すべてを一度に味わえ、それぞれの部位の食感の違いを楽しむことができる料理です。
その他にも、生のあん肝を鍋でから煎りして煮込む漁師飯の「どぶ汁」や、あんこうのから揚げ、湯引きした七つ道具を酢味噌でいただく「とも酢」など、あんこうの楽しみ方は様々です!

茨城の冬の風物詩!伝統の技・あんこうの吊るし切り

あんこうの吊るし切り

あんこうは、体重の約8割が水分で、全身が軟らかく表面のぬめりが強いため、まな板の上に置いても安定せずに滑ってしまいます。
そのため考案されたのが、あんこうを吊るして、回転させながらさばく「吊るし切り」という解体法です。
大きな鉤(かぎ)に口をひっかけ、エラとヒレを外してから口の周りに切れ込みを入れて皮をはがした後、内臓や身を外していく「吊るし切り」の様子は、迫力満点です。

あんこうのイベント全国のあんこう料理が集結!全国あんこうサミット

全国あんこうサミット01

「全国あんこうサミット」は、「あんこうどぶ汁」発祥の地である北茨城市が開催する食の祭典で、あんこう料理を一堂に集め、あんこうの美味しさ、素晴らしさを全国に発信することがテーマのイベントです。
2014年から開催しており、今年度は2025年1月26日(日曜日)に開催することが決定しました。
全国から名店が集結し、各店自慢のあんこう料理で皆様をおもてなしします。
定番のあんこう鍋やどぶ汁をはじめ、あんこうを使った様々なグルメが楽しめます。
また、あんこうの吊るし切りの実演なども行われ、あんこうを満喫できるイベントとなっています。

全国あんこうサミット02

【開催日】2025年1月26日(日曜日)
【会場】大津漁港港湾道路(北茨城市大津町地内)
【主催】全国あんこうサミット実行委員会
【問合せ】北茨城市商工観光課
【電話番号】0293-43-1111
【特設HP】
https://www.kitaibarakishi-kankokyokai.gr.jp/page/dir000777.html(外部サイトへリンク)
(HPは近日更新予定)

そのほかの茨城の代表的な地魚

「県のさかな」刺身は絶品!ひらめ

ひらめ

出荷量の多い時期:12月~2月
水揚げの多い主な漁港:平潟漁港、大津漁港、那珂湊漁港

茨城県の魚として選定されている「ひらめ」。
「寒びらめ」といわれるように、冬に向け豊富な餌を食べて肉厚となり、脂質の量が最大になる12月~2月に旬を迎えます。
うま味の中心となるイノシン酸が豊富なため、淡白でありながらも濃厚な味わいで、刺身にも煮付けにもよく、春の「たい」と並ぶ高級魚です。
茨城県沿岸は黒潮と親潮がぶつかり合い、プランクトンが多い豊かな漁場となっています。
この豊かな海域で獲れるひらめは“常磐もの”(じょうばんもの)と呼ばれ、食通の方々や市場の間で高い評価を受けています。
主な漁法は底びき網漁。底びき網で漁獲されるひらめの重さは、味の良い1~2キログラムが主流です。
モットーは、”量より質“。30センチメートルを下回る小さいものは水揚げしていません。
また、毎年稚魚を放流するなど、資源量の増加にも努めています。

脂の旨味がたっぷり!めひかり

めひかり

出荷量の多い時期:9月~12月
水揚げの多い主な漁港:平潟漁港、大津漁港、久慈漁港など

エメラルドグリーンに光る目が印象的なめひかり。
ほぼ通年漁獲されますが、秋から冬の時期が最も旨味に満ちています。
漁獲の方法は、海底に網を沈める「底びき網漁」で、めひかりが傷みにくいように網を曳く時間を短くしたり、漁獲後は氷水でしっかり冷やして早めに帰港したりと、品質を保つ工夫と努力を重ねています。
茨城のめひかりは、皮が薄く骨まで柔らか。
唐揚げにして一口かじると旨みがこぼれ、とろけるような味わいです。
丸干しや丸焼きにし、生姜醤油につけて食べるのも人気の食べ方。
水揚げされたばかりのものは一段と身にハリがあるので、刺身で食べるのもおすすめです。

茨城の「イカ」の最高峰ヤリイカ

ヤリイカ

出荷量の多い時期:1月~5月

水揚げの多い主な漁港:平潟漁港、大津漁港、久慈漁港など

高級イカとして有名なヤリイカは、大きくなると外套長約40センチメートル。
ほっそり型で、ヒレが大きく、腕は短く槍の穂先に似た姿です。
茨城沖は一大漁場となっており、主に底びき網漁によって1月から5月に獲られ、産卵期前の2月から4月に旬を迎えます。
その時期のヤリイカは身が厚く、味わいは絶品。
皮が簡単に剥けるうえ、火を通しても身が硬くならないので、調理のバリエーションが広がります。
刺身でほど良い甘味とコク、上品な食感を堪能するのも良し、イカソーメンにして食感を楽しむも良し。
卵子持ちイカの煮つけや里イモの煮物は、漁師や漁協職員の間でも人気です。

いばらき冬のお魚トピックス

凍結生シラウオ「霞ヶ浦 暁のしらうお」誕生!

霞ヶ浦暁のしらうお

霞ヶ浦は、日本で2番目に大きい湖で、しらうおの漁獲量は全国トップクラスを誇ります。
地元漁業者は、伝統的な漁法を守りながら、湖の環境保護と資源管理に取り組んできました。
さらに、持続可能な漁業を目指し、茨城県と霞ヶ浦漁業協同組合は、独自の品質保持技術を開発。
この度、しらうお本来の透明感と生食可能な高鮮度を実現したブランド「霞ヶ浦 暁のしらうお」が誕生しました。
美しく透き通った水滴のようなしらうおを、日本全国にお届けします!

霞ヶ浦暁のしらうおロゴマーク

茨城県霞ケ浦北浦水産事務所
電話番号:029-822-7270
HP:http://jf-kasumigaura.jp/akatsuki-shirauo/(外部サイトへリンク)

養殖魚の新ブランド「常陸乃国まさば」誕生!

常陸乃国まさば

茨城県の水産物ブランド「常陸乃国いせ海老」「常陸乃国しらす」に続き、養殖魚の新たなブランドとして「常陸乃国まさば」が誕生しました!
刺身や寿司などの生食を推奨できる「常陸乃国まさば」のブランド基準は、

  1. 本県で養殖されたマサバであること
  2. 人工種苗由来であること
  3. 人工餌料で育成されたこと

1と3を満たした養殖マサバはアニサキスが寄生する可能性がとても低いので、生食でも安心です!
今年度は、いばらきの地魚取扱店等、県内の飲食店で取り扱いがスタートします。

茨城県農林水産部水産振興課
電話番号:029-301-4119

まるみつ旅館の「海底焼き」が水産庁長官賞受賞!

海底焼き

あんこうの新しい料理を次々に開発している「まるみつ旅館」。
昨年、ALPS処理水の海洋放出に伴う各国の規制強化により、香港の提携店へあんこう製品が提供できなくなり、大きな打撃を受けました。
打開を図ろうと、同旅館は今年8月、ホタテの貝柱とあん肝を組み合わせた新商品「海底焼き」を開発。
11月に行われた茨城県水産製品品評会では、水産庁長官賞を受賞しました!
旅館の売店や通販での販売、また、スタジアムグルメとして提供しています。

あんこうの宿まるみつ旅館
【住所】北茨城市平潟町235
【電話番号】0293-46-0569
【HP】http://www.marumitsu-net.com/(外部サイトへリンク)

 

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