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更新日:2017年5月15日

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野生きのこ相談室(平成25年度)

各林業指導所やきのこ博士館、林業技術センターで対応した野生きのこの名前を調べる相談と県内で発生した毒きのこによる中毒の概要を紹介します。野生のきのこは、種類を調べ名前を知るのが難しい上、猛毒を持つものもあるので、食用にする場合は、慎重に選別して下さい。
 なお、名前を調べる相談の「種数」は、相談ごとの重複や名前のわからなかったものも積算しています。

平成25年度

1.名前を調べる相談


 (1)対応件数と種数
 件数: 673件 種数:1,558種(うち毒きのこ191種)

 (2)相談の多い種別相談件数(食用,有毒種上位各5種)
 食用:ウラベニホテイシメジ  (86件)
 ヒラタケ (33件)
 ウスヒラタケ (23件)
 ナラタケ (21件)
 クリフウセンタケ (18件)
 チチタケ (18件)
 ムラサキシメジ (18件)

 有毒:クサウラベニタケ (38件)
  ハイイロシメジ (34件)
  ウスムラサキシメジ (12件)
 スギタケ (11件)
  カキシメジ (13件)
 
 平成25年度は相談件数が673件で,持ち込まれたきのこの延べ種数が1,558種となった。昨年度(相談件数788件,延べ種数2,051種)に比べると,相談件数は約15%,延べ種数は約24%減少した。毒きのこの延べ種数も191種と約26%減少した(昨年度257種)。また,県内では相談件数の最も多かったクサウラベニタケによる食中毒が1件発生した。

 

2.食中毒発生状況


(1)・10月6日,大子町在住の夫婦が,大子町内の山林で採取したきのこをナスときのこの炒めものとして調理して食べたところ,吐き気,嘔吐,下痢等の症状を発症し,病院に救急搬送された。持ち込まれたきのこの形状から,クサウラベニタケと同定した。

 

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農林水産部林業技術センター 

〒311-0122 茨城県那珂市戸4692

電話番号:029-298-0257

FAX番号:029-295-1325

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