更新日:2024年10月8日
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警察では、暴力団追放推進センターや県・各自治体と協力して、建設業・宅建業・貸金業・警備業等の許可や、公共工事・公共施設・公共住宅・生活保護などあらゆる分野から暴力団を排除し、暴力団組織への資金源を遮断するための活動を推進しています。
令和4年11月24日に開催された全国暴力追放運動中央大会において、多年にわたり暴力追放活動に尽力し、暴力団等にかかる犯罪等の防止に多大の功労があった下記個人及び団体に対し、警察庁長官と全国暴力追放運動推進センターの代表者との連名表彰を受賞されました。
受賞者につきましては、令和4年11月30日に茨城県警察本部長を表敬訪問されております。
古河地区暴力団等対策推進協議会副会長として、長年、暴力団排除活動に従事し、暴排気運の醸成に尽力した功労
30年近くの活動が認められたという思い。
今後も色々な団体を巻き込んで活動人数を増やしていきたい。
弁護士篠﨑和則氏(水戸市)
茨城県弁護士会民事介入暴力対策委員会副委員長として暴力団事務所撤去等に尽力した功労
「今後も精進しなさい」というメッセージと捉え、もっと頑張っていきたい。
公認会計士加藤雅之氏(水戸市)
茨城県暴力追放推進センターの監事として同センターの適正な運営に尽力した功労
暴排活動は、継続してやっていくことに意味があるので、今後も続けていきたい。
茨城県弁護士会民事介入暴力対策委員会
(委員長小沼典彦氏)
水戸市元吉田町の六代目山口組傘下組織事務所を撤去した功労
暴力団事務所の撤去は、水戸市、民暴委員会、警察がうまく連携できたことにより、迅速に対応できたと思っている。
今後も、連携を図って県民の安全安心を確保していきたい。
掲載写真は、表敬訪問時のものです。
受賞者については、左から篠﨑氏、小沼氏、岡本氏、加藤氏の順
社会全体から暴力団を排除するという意識の高揚を図り、関係機関・団体との連携を強化することで、社会から暴力団を追放し、暴力のない安全で住みよい地域社会を確立することを目的として開催しています。
(※)当日、どなたでも参加できますので、是非足をお運びください。
前組織犯罪対策課長が暴力団加入防止を啓発するために作成した漫画「神様お願いです」について、令和5年3月、石岡警察署と小美玉市防犯連絡協議会が協力して冊子化し、小美玉市(島田幸三市長)に対して5,000冊を寄贈しました。
冊子の贈呈式の模様や、小美玉市防犯連絡協議会の上田裕司会長へのインタビューの様子について、県警Twitterなどに掲載していますので、是非ご覧ください。
写真左から上田裕司小美玉市防犯連絡協議会会長、島田幸三小美玉市長
前組織犯罪対策課長が暴力団加入防止を啓発するために作成した漫画「神様お願いです」について、令和5年6月、日立警察署と茨城県企業防衛対策協議会日立地区推進協議会(工藤政幸会長)が協力して冊子化し、日立市(折笠修平教育長)に対して1,000冊を寄贈しました。
写真左から長峯博文日立警察署長、工藤政幸茨城県企業防衛対策協議会日立地区推進協議会会長、折笠修平教育長
暴力団を壊滅するためには、警察の取締りなどにあわせて、県民一人一人が暴力団排除の意識を盛り上げて暴力団と対決することが必要です。
警察では、地域や職域の暴排組織の拡充・強化を図るとともに、地域住民や関係機関、団体と一体となった暴力団排除活動を推進しています。
暴力団等の反社会的勢力が、その正体を隠して経済取引の形で企業に接近し、取引関係に入った後で、不当要求やクレームの形で、金品等を要求する手口が見られます。
こうした事態を回避するために、契約書や取引約款に「暴力団排除条項」をぜひ盛り込んでください。
暴力団は、自己の意にそぐわない事業者に対し拳銃の発砲、手りゅう弾の投てき、放火といった暴力的な行為によって危害を加える凶悪事件を敢行しており、企業をはじめとする事業者の大きな脅威となっています。
警察では、こうした事業者等に対する危害防止のため、暴力団の取締りを強化するとともに、身辺警戒員【略称「PO」(ProtectionOfficer)】を指定し警戒体制を強化するなど、組織の総合力を発揮した保護対策に取り組んでいます。
令和4年5月、水戸市元吉田町の六代目山口組傘下組織の暴力団事務所が撤去になりました。
この暴力団事務所撤去に尽力されたことで、水戸市、茨城県弁護士会民事介入暴力対策委員会(民暴委員会)に対して、令和4年7月6日に感謝状を贈呈しています。
1月水戸市元吉田町の暴力団事務所で拳銃使用の殺人事件が発生
水戸市、民暴委員会、暴力追放推進センター、警察で協議
2月水戸市が申立人となり水戸地方裁判所に事務所使用禁止の仮処分を申立
4月暴力団側が事務所を水戸市に売却して5月中に引き渡す条件で和解が成立
5月水戸市が事務所の引渡しを受けて暴力団事務所の完全撤去に至る
↓
※県警のYouTubeに、水戸市長と民暴委員長のインタビューの様子が映った動画がアップロードされているので、そちらもご覧ください。
【暴力団事務所撤去】水戸市と民暴委員会に感謝状を贈呈!~インタビューあり~
これまでの法律では対処が難しかった暴力団員による不当な要求行為に対し、中止命令で規制したり、暴力団同士の対立抗争の際の事務所使用制限命令を出す等の法律です。
二度と要求行為ができなくなります。もし再び要求行為を行ったときは、暴力団対策法違反として処罰されます。
暴力団からの被害を防止するために、公安委員会が事業者に対して実施する不当要求防止責任者講習を受けることができます。
くわしくは、最寄りの警察署の刑事課又は講習の委託を受けている公益財団法人茨城県暴力追放推進センターまでお問い合わせください。
公益財団法人茨城県暴力追放推進センター(外部サイトへリンク)
電話:029-228-0893
平日午前9時から午後5時まで
土曜日、日曜日および祝日は留守番電話対応となっております。
このページの内容についてのお問い合わせ先 |
担当課:刑事部組織犯罪対策第一課 連絡先:029-301-0110 |