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更新日:2023年4月3日

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非行少年を生まない社会づくりの推進について

少年非行の背景には、少年自身の規範意識の低下やコミュニケーション能力の不足、家庭や地域社会の教育機能の低下、少年自身に居場所がなく孤立化して疎外感を抱いている等、様々な要因が挙げられます。これらの問題を解決するため、警察では以下の2つの活動を推進していきます。

活動1「少年に手を差し伸べる立ち直り支援活動」

待ち受け型から出前型へ

過去に非行を犯した少年の中には、周囲の環境や自分自身が抱える問題から再び非行に走りかねない状況にあるにもかかわらず、警察や関係機関に相談し支援を求めることができないでいる場合があります。
そこで警察では、少年やその家族からのSOSを待つのではなく、警察から積極的に連絡を取り、手を差し伸べる立ち直り支援活動を行っていきます。地域住民や関係機関、各種ボランティアとも連携し、

  • 定期的な連絡・訪問
  • 就学・就労支援
  • 社会奉仕活動や生産体験活動等の実施

等を行うことにより、その立ち直りを支援していきます。

活動2「少年を見守る社会気運の醸成」

少年の規範意識向上・社会の絆の再生

少年が社会から孤立し非行に走ることのないよう、社会全体が少年に対する理解を深め、厳しくも温かい目で少年を見守ることの重要性を訴えかける活動です。

  • ボランティア等と連携したあいさつ・声かけ運動の実施
  • 少年自身の規範意識向上を目的とした非行防止教室の開催
  • 万引き、自転車盗難等の防止対策
  • 警察から地域社会に対する非行情勢等の情報発信
  • 相談受理体制の拡充

関連情報

このページの内容についてのお問い合わせ先

担当課:生活安全部人身安全少年課

連絡先:029-301-0110