更新日:2022年6月16日
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次に示すような犯罪などの実態をヒントにして、お子さんと一緒に、普段から行動する範囲に似たような場所があるか、考えてみましょう。
人通りや人の目の少ない路上で下校時や公園からの帰宅時に声をかけられた事例があります。
早朝や夕方の時間帯は歩行者が少ないことから、特に注意しましょう。
一人で歩く時は、急に近づいてくる人に気をつけて歩きましょう。
スーパーやコンビニなどが営業する夜の早い時間帯に、駐車場に面する歩道で声をかけられた事例があります。
犯罪を計画する者が、車内で待機するなど、駐車場・駐輪場を利用しつつ対象を物色している可能性があります。
「車で送ってあげる」と言われたら断って逃げましょう。
公園内の遊具や木の陰といった見通しの悪い場所で、被害に遭った事例があります。
植栽や塀で見通しの悪い公園では、子供たちが複数人で遊んでいても注意が必要です。
公園では見通しの悪い場所で遊ばないようにしましょう。
道路上から住人のふりをして後をつけてきた人によって共用玄関や廊下で被害に遭った事例があります。
このほか、廊下やエレベーターなども、自宅のすぐ近くなので気がゆるみがちですが、外から見えにくい構造の場合には、注意が必要です。
後ろからついてくる人がいないか気をつけましょう。
子供を犯罪から守るためには、家族や地域の方々の見守り、助け合いの意識を広げるとともに、犯罪などの実態を知った上で、自分を守る力を身につけていくことが大切です。
このほかにも、休日に子供だけで外出するときなどに注意が必要。
など、子供だけになりやすい場所
犯人は学校の行き帰り、公園、家の近くなどで、大切な子供たちを狙っています。具体的な事例と対応策をよく読んで、とっさの行動を取れるようにしましょう。
自宅近くの道路を歩いていると、「お菓子をあげるからおいで」と声をかけられた。
「いりません。」ときっぱり断る。それでも近づいて来たら、体をつかまれないように逃げるか、近くにいる大人に助けを求める。
塾から帰る薄暗い道で、「○○ですが、ちょっと一緒に来てくれませんか?」と言われた。
「おうちの人に聞いてからにします。」ときっぱり断る。また、夜遅い時間帯に帰宅は、途中まで迎えに行くようにする。
友達の家からの帰り道で、駐車場の車の中にいる人から「面白いゲームがあるから車に乗らない?」と声をかけられた。
「行きません」ときっぱり断る。それでも近づいて来たら、体をつかまれないように逃げるか、近くにいる大人に助けを求める。
一人で遊んでいると「かわいい犬がいるから見にいかない?」と誘われた。
誘われたら「いやです」「行きません」と断る。
また、大人やお友達と一緒に行くなど、子供一人で公園で遊ばせないようにする。
植木が生い茂っている公園の隅を、うろうろし、子供を物色している人がいた。
公園で見たことを警察に相談する。
また、公園で遊ぶ時には、一人で人目につきにくいところに行かないように子供に言い聞かせる。
集合住宅の共用玄関を入った時に、後ろからついてきた人に、エレベーター前で体を触られた。
共用玄関に入る前にまわりを見回して、ついてくる人がいないか気をつける。
マンションの階段で「この団地に住んでいる○○さんを知らない?」と声をかけられた。
見知らぬ人から声をかけられたら「知りません」と答え、すぐにその場所を離れる。それでもついて来たら、迷わず防犯ブザーを鳴らして住んでいる人に危険を知らせる。
「家族で!地域で!みんなで守ろう!子供の安全!犯罪などの実態を知って、自分を守る力を身につけよう」のリーフレットです。
子供・女性の被害防止、防犯ボランティアの活動促進【動画一覧】(警察庁ホーム>各部局から>生活安全局)(外部サイトへリンク)
文部科学省総合教育制作局において作成された「やってみよう!登下校見守り活動ハンドブック」をご紹介します。見守り活動に役立つ情報が満載ですので、是非ご活用ください。
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