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第11回世界湖沼会議(ケニア・ナイロビ)への参加について
ケニア共和国ナイロビ市で、アフリカ大陸で初の湖沼会議が10月31日から11月4日までの5日間の日程で開催され、橋本茨城県知事をはじめとする20名の参加団を結成し、参加しました。
会議では市民による研究発表や霞ヶ浦賞授与式を行うとともに、茨城県霞浦環境科学センターのPRなどを行いました。
いばらき霞ヶ浦賞は今回で4回目の授与となりますが、8カ国10組に対して賞状、記念盾、副賞30万円を贈呈いたしました。
会場では、いばらき霞ヶ浦賞は世界的にも極めてユニークで発展途上国の研究者にとって大きな励みになっており、今後も同賞の授与を続けて欲しいとの励ましの声が多数よせられました。
開催概要
- 開催地
ケニア共和国ナイロビ市
- 開催期間
2005年10月31日(月)〜11月4日(金)
- テーマ
湖沼流域の持続的管理に向けて:世界の経験とアフリカ大陸の課題
- 主催者
ケニア共和国水・灌漑省、(財)国際湖沼環境委員会(ILEC)
- 参加国
49カ国(参加者数 約700名)
- 県民参加団による研究発表
「住民参加による湖沼管理の試み」
「霞ヶ浦の水質分析、プランクトン分析において認められた生産性と透明度低下の関係」
第4回 いばらき霞ヶ浦賞
- 目的
開発途上国の研究者等の湖沼環境保全に関する優れた論文を顕彰することにより、国際的な湖沼環境保全に関する研究や技術開発の進展及び情報の交換等に寄与し、併せて本件の開発途上国に対する国際貢献に資する。
- 対象者
第11回世界湖沼会議において発表を行う研究・活動内容のうち、
開発途上国の研究者によるものであって、富栄養化の防止、生態系の保全その他湖沼等の環境保全に資すると認められるもの。
- 賞状況
(1)授賞論文数 10件(8カ国) 第4回いばらき霞ヶ浦賞授賞者リスト
(2)賞状、記念盾、副賞30万円を贈呈