筑波大学にて、森林・林業体験学習を行いました

令和6年5月20日（月曜日）筑波大学にて生命環境系の学生を対象に、一般社団法人子育てネットワークままもりと一緒に森林・林業体験学習を行いました。

当日は、ままもりによる木育に関する講義のほか、当課指導員による森林の多面的機能についての講義やチェーンソーVRによる林業体験を実施しました。伐倒体験や労働災害のシミュレーションに加え、本物のチェーンソーに触れて重みや大きさを感じていただきました。

体験を通じて、林業の役割について理解・関心を深めていただくことができました。

1.体験の様子

森林の持つ多面的機能についての指導員の説明

チェーンソーVR体験

2.感想

VRを用いての林業の体験は、もっと多くの場所でできるようにするべきだと感じた。死者も多く出している仕事を実際に体験することで、事故の防止にもなる上に、仕事の大変さを理解し、森林資源を守っている人々への感謝や、仕事の楽しさに気づくことにつながると思う。

林業には漠然と木を切るイメージしかなかったので、VRのように具体的にやることを知れる手法はとても良いと思った。初めて林業作業の現場にイメージがわいた。

チェーンソーの事故を実際に経験することは事実上不可能なので、VRでそれを体験することは、安全意識の向上に役立ちそうだと思った。労働災害を減らすための新しい技術が導入されていることを詳しく知ることができた。