ホーム > 広報・お知らせ > 広聴・相談 > 大井川知事と語ろう!新しい茨城づくり > 大井川知事と語ろう!新しい茨城づくり(令和5年3月17日)
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更新日:2023年3月30日
「大井川知事と語ろう!新しい茨城づくり」では、地域に根ざし、特色ある活動をしている団体等の活動拠点に知事がお伺いし、直接県民の声を聴き、県民と知事の丁寧な対話と本音の議論を通し、「新しい茨城づくり」の理念を共有することを目的として、少人数による座談形式での対話集会を行っています。
令和4年度 第3回「大井川知事と語ろう!新しい茨城づくり」が、3月17日(金曜日)水戸市内で行われました。
今回は、高校生ボランティア団体「水戸市サブリーダーズ会(外部サイトへリンク)」の皆さんが、「ボランティア活動について」「将来の目標について」のテーマで、活発な意見交換を行いました。
水戸市サブリーダーズ会は、昭和50年10月に発足した、「水戸市に在住」または「水戸市内の高等学校に通う」高校生によって組織されるボランティア団体です。
会員自ら事業の企画・開催をしたり、団体や市の事業の運営補助を行うなど、様々なボランティア活動をしています。
現在の会員数は、117名と過去最多(令和5年3月1日現在)。今回は、そのうち7名が対話集会に参加してくれました。
まずは水戸市サブリーダーズ会の活動説明からスタート。
水戸市サブリーダーズ会では、自分たちで企画・運営をする「主催事業」、各団体に委員として所属し、企画・運営を行う「共催事業」、市や子ども会等へ会員を派遣する「要請事業」の3つの事業を行っています。
活動するときは、様々な決まりごと(サブ同士は敬語禁止、本名ではなく「サブネーム」で呼び合う等)があり、会員はその決まりを守って活動しています。
(参考:水戸市サブリーダーズ会について(活動概要)(PDF:389KB))
続いて、参加者と大井川知事が意見交換。
自分たちで企画・実行をする主催事業では、小学生の宿題を手伝う勉強会「サブの宿題おたすけ隊」や、高齢者向けスマートフォン講座「レッツ!スマートフォン」など、幅広い年代を意識したボランティアを実施。それぞれが社会的課題の解決のため、また、自分の興味のある分野に対して活動を行っています。
水戸市サブリーダーズ会では、令和4年度に6件の主催事業を企画・実施。これまでは自分たちで企画する機会がほとんどなかったのですが、コロナ禍で要請依頼が減ったことを受けて、数を増やしました。
「皆さん、この企画を自分たちで考えるの。すごいね」と、知事。1年以上前から定例会で何をやるか相談し、グループで企画に取り組んでいるそうです。
次年度は、受験等に向けて悩む中学生に対して、水戸市サブリーダーズ会の会員が答える「中高生カフェ」という事業を予定しているそうです。「年齢が近い私たちだからこそ、高校に対する中学生の様々な疑問や悩みに本音で答えてあげられるような会を開きたい」と話す参加者。
高校の学園祭なども、近年はコロナ禍によりほとんど入れなかったため、高校について中学生が知る機会が減っていることを受けての企画とのこと。知事も「高校の様子などは、中学生にとっては聞きたいことだと思う」と答えました。
また、参加者からは「ボランティア活動を通して、普段関わることのない幅広い世代の方と関わることができ、自分の視野が広がった」とお話がありました。活動を通じて、初めて会った人ともコミュニケーションが取りやすくなり、自分に自信がついたそうです。
さらに、「小学生の宿題を手伝うボランティアを通じて、将来は海外で学校に行けない子達が教育を受けられるような環境作りに貢献できる仕事をしたいと思うようになった」と話す参加者もいました。
水戸市と姉妹都市である敦賀市との交歓研修では、それぞれの土地の良さを互いに紹介することで、水戸や茨城を客観的に見ることができ、その良さを再発見することができたと話す参加者。
その後、自身の将来の目標を語る中では、「国際支援」「国際司法」等を目指す参加者もおり、知事も「自分たちの周りのことは、ほかと比較できると気づきがある。国際関係の仕事を考えている人がいるが、外から見た日本を客観視するのも良いと思う」と語りました。
会長の茨城高校2年・萩野谷さんから、「コツコツと続けてきた活動を知事に知っていただけたことが誇らしい。次年度以降も、次世代を担うリーダーたちがたくさんいるので、頑張って活動していきたい」とお話がありました。
それを受けて「皆さんが活動の中で様々な思いを持ちながら、自分を変えたい、自分の不得意なところを乗り越えたい、あるいは、自分の好きな視野を広げてみたい等、様々なことを考えながら取り組んでいるということが分かり、大変勉強になった。やっている活動の内容も、多くの方に喜んでもらえるし、社会的にもすごく大事なことに関心を持ってもらっていることは、すばらしい。ぜひそういう姿勢をこの会の活動の後も持ち続けてほしいと思う。」と、知事。
最後に「学校生活を楽しんで、自分の夢や好きなこと、やりたいことを追い求めていくということを一番やってほしい。そういうことができるように、今の県の行政という形でできるだけのことをやっていくように、私も今日から皆さんに学んで、頑張っていきたい」と語りました。
水戸市サブリーダーズ会の皆様、この度はありがとうございました。
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