カドハリイの国内希少動植物種への指定について
令和4年1月24日、32種の希少な野生動植物が、新たに種の保存法(絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律)の国内希少野生動植物種に指定されました。
今回指定された生物には、全国でも茨城県においてのみ確認されている希少な植物であるカドハリイが含まれました。
国内希少野生動植物種とは
- アマミノクロウサギやライチョウ、イタセンパラなど我が国に生息する絶滅のおそれのある野生動植物の種であって、種の保存法(絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律)で定めるものです。
- 個体の捕獲や譲渡しなどが原則として禁止され、違反した場合、個人は5年以下の懲役または500万円以下の罰金に、法人は1億円以下の罰金に処せられます。
カドハリイとは
湿地に生育するカヤツリグサ科の多年草です。
- 全国でも茨城県稲敷市の妙岐ノ鼻でしか見ることのできない希少な植物です。
- 成長すると、高さは60~80センチメートルになります
- 6月から9月に花が咲き、茎の先端に1.0~1.5センチメートルの長楕円形の小穂をつけます。
- 干拓等の開発や人による管理の減少、水際環境の変化による湿地の消滅や、植物相の遷移などにより絶滅が危惧されており、環境省レッドリスト2020及び茨城県レッドリスト2012に、絶滅危惧IA類として掲載されています。
- 生息地が限定され、生息環境の悪化などによる減少が懸念されていることから、本県のみに分布する種としては、ツクバハコネサンショウウオに次いで国内希少野生動植物に指定されました。
カドハリイ(カヤツリグサ科)の種の保存法における国内希少野生動植物種の指定と希少な生態系の保全について(チラシ)(PDF:1,735KB)
関連リンク:環境省ホームページ
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