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産業界の方を対象に,製品開発等に利用,いつでも申請が可能です。希望する実験時期をご確認いただき,募集要項をお読みの上,ご応募ください。
【利用区分】
1.一般課題:利用者が,J-PARC MLFに来所し,測定を行います。
2.メールインサービス課題(BL20/iMATERIAのみ):利用者が試料を送付し,茨城県が代行して測定を行います。
メールインサービスは,実験に伴う事前手続き(電離放射線健康診断の受診,放射線業務従事者教育訓練の受講,J-PARC安全教育の受講及び宿泊施設の手配など)が大幅に軽減されることから,大変ご好評をいただいております。是非,ご活用ください。
3.研修課題:県内企業の内,茨城県が実施する応用コースに参加し測定を行います。
【一般課題】
課題申請 | 採択後の利用手続 | ビーム利用報告 | 実験報告
【メールインサービス課題】
課題申請 | 採択後の利用手続 | 測定結果受領等 | 実験報告
課題申請をされる場合には,装置の状況等もありますので必ずお問い合わせ窓口までご相談ください。
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利 用 区 分 |
利 用 料 金 |
|
茨 城 県 料 金 ※1 |
ト ラ イ ア ル ユ ー ス ※2 |
|
一 般 課 題 |
26,190 円/時間 |
無料 (1 回まで) |
メールインサーヒ゛ス課題 |
39,280 円/時間 |
ー |
研 修 課 題 | 無料(人材育成事業の実施期間中のみ) |
ー |
1 県内企業については,茨城県料金が2分の1 (10円未満切り上げ) となります。
2 トライアルユース制度は,成果公開型課題かつ一般課題にのみご利用できます。
利 用 区 分 |
利 用 料 金 ( 1 + 2 ) |
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茨 城 県 料 金 1 ※1 |
J – P A R C 料 金 2 |
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一 般 課 題 |
31,430 円/時間 |
3,060,000 円/日 |
メールインサーヒ゛ス課題 |
47,150 円/時間 |
|
緊 急 課 題 ※2 | 41,900 円/時間 | |
緊 急 課 題 ※2 |
62,850 円/時間 |
1 県内企業については,茨城県料金が2分の1 (10円未満切り上げ) となります。
2 緊急で利用する必要がある場合に,ご利用いただけます。(要相談)
利用料金の計算例:成果専有型・メールインサービス課題・5時間利用の場合
1(茨城県料金)47,150円×5時間=235,750円
2(J-PARC料金)3,060,000円×5時間/24時間=637,500円
1+2(利用料金合計)873,250円
以下の表に掲げる特殊環境装置を用いた実験を実施する場合,装置の設置及び撤去等に係る人的支援の経費として,以下の金額を「特殊環境装置支援経費負担額」としてご負担いただきます。
課題区分 | 特殊環境装置 | 支援経費負担額 |
成果公開型及び 成果専有型 |
1.核スピン偏極用超電導マグネット(DNP) | 220,000円/課題 |
2.真空炉(バナジウム炉) | 110,000円/課題 | |
3.ガス雰囲気炉 | ||
4. 1K冷凍機 | 55,000円/課題 | |
5.急速加熱冷却装置 | ||
6.強力高温変形試験機(万能変形試験機) | ||
7.試料交換型クライオファーネス(試料交換型中温冷凍機) | ||
8.クライオファーネス(CF冷凍機) | ||
9.高温変形試験機(変形試験機付きゴニオ) | 27,500円/課題 | |
10.特殊形状試料交換機(30交換機) | ||
11.特殊形状試料交換機(30交換機)の充放電利用 | ||
12.並列充放電試料交換機(6連式交換機) | ||
13.小角散乱試料交換機の温度調整機利用 | ||
14.小角散乱試料交換機の大気容器利用 |
備考
・県内企業については,各金額の2分の1となります。
・後述のトライアルユース制度の適用対象になります。
1. 県内企業利用料金について
(1)主旨:県内企業の育成を目的として,利用料金を減額します。
(2)対象:次のア,イのいずれかに該当する企業(財団法人及び研究機関等は除く)
ア 申請代表者が県内に所在する研究所等に所属しており,かつ当該研究所等において本課題申請に関する研究開発あるいは技術開発を実施している企業
イ 県内に本社が所在する企業
(3)利用料金:県内企業料金(一般利用料金の約半額)が適用されます。
2. 茨城県版トライアルユース制度について
(1)主旨:中性子の利用経験が全くない方でも,茨城県中性子ビームラインの有用性を実感していただけるよう,試行的に無料で利用できる制度です。
(2)利用条件:成果公開型(メールインサービス課題は除く)
(3)利用時間:生命物質構造解析装置(iBIX)50時間まで(みなし利用時間制度を適用)
材料構造解析装置(iMATERIA)10時間まで
(4)利用回数:同一あるいは類似課題について1回まで(県内企業は2回まで)
(5)利用方法:利用方法必ず事前にご相談いただくとともに,課題申請時には課題名の後ろに,「トライアルユース制度希望」と記入してください。
3. 1試料あたりの測定が長期に及ぶ場合の優遇措置
(1)主旨:1試料あたりの測定が長期に及ぶ場合に,利用料金の一部を減額します。
(2)利用条件:成果公開型(メールインサービス課題は除く)で,測定時間が5日間を超えること(5日を超えた部分について減額の対象とする)
(3)優遇措置:
1日から5日目まで :通常料金
6日から10日目まで :通常料金の2分の1
11日から20日目まで:通常料金の10分の1
4. 生命物質構造解析装置(iBIX)の「みなし利用時間制度」について
(1)主旨:生命物質構造解析装置(iBIX)については,現状では測定に長時間を要するため,「3. 1試料あたりの測定が長期に及ぶ場合の優遇措置」に加えて,iBIXに限りさらに利用料金について優遇します。
(2)利用条件:成果公開型(生命物質構造解析装置/iBIXのみ)
(3)内容:以下の方法で算出したみなし利用時間により利用料金を計算します。
みなし利用時間=利用時間/5(小数点以下切り上げ)
「3. 1試料あたりの測定が長期に及ぶ場合の優遇措置」に加えて適用します。(日数をみなし利用時間で算出した後に,測定が長期に及ぶ場合の優遇措置を適用)
(1) 持ち込み機器がある場合
機器の不適切な使用による事故(火災,挟み込み,引きまれ,物体の突出による人的損傷,酸欠,放射化物の漏えいなど)を防ぐため,利用者による持ち込み機器がある場合,実験に先立ち,施設側で機器の安全性を確認します。持ち込み機器がある場合,以下の観点から機器について申告して下さい。
1 機器名,仕様
2 実験時の機器の配置及び試料周辺の様子
3 次に例示するような危険を生じる可能性のある機器を持ち込む場合は,予想される危険とそれに対する安全対策
電気機器
・高温炉
・高圧力発生装置や引張試験機のように,物体に大きな力学的負荷を与える装置
・強磁場発生装置
・高出力光源
電気機器については,高電圧や大電流を使用しない場合でも,不適切な配線等の使用により火災が生じる可能性もありますので,出力の大小に関わらず,持ち込み機器として記述して下さい。なお,例示したような機器を持ち込む場合は,申請前に装置担当者と実験方法についてご相談下さい。
持ち込み機器については,課題採択後,MLF機器安全チームで安全性の確認を行います。申請書だけでは判断できない場合は,現物を確認させて頂くこともあります。安全上問題があると判断せざるを得ない課題については,来所されても実験を実施できない場合がありますので,ご注意下さい。
(2) 化学安全に関して
次のような試料を使用する場合,申請前に装置担当者と使用方法についてご相談下さい。また,申請書には,該当する試料であることを記述して下さい。
爆発性のある試料
・実験時に温度等の条件を変えることで,分解し,ガスが発生する恐れのある試料
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