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更新日:2022年10月7日
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令和4年9月20日(火曜日)、行方市現地にて、「行方地域イチゴ生産者経営研究会生産技術検討会」を開催しました。本検討会は行方地域イチゴ生産者の相互の技術交流および総合的病害虫管理の推進を目的に実施しており、当日は7名の会員と3名のJA職員が参加しました。 今回の技術検討会では、イチゴ栽培で最も重要な害虫の1つであるハダニ類の対策として、株式会社アグリクリニック研究所より、高濃度炭酸ガスハダニ防除システム「アグリクリーナー」の実演を行っていただきました。 「アグリクリーナー」で、イチゴ苗に濃度60%の炭酸ガスを24時間処理することで、寄生したハダニ類をほぼ100%殺卵・殺虫させることができます。物理的な殺虫作用のため、抵抗性が発現しているハダニ類に対しても有効で、定植後の化学農薬の使用量を低減することができます。 本検討会で、研究会員のハダニ類に対する新たな防除方法に対する理解を深めることができました。普及センターでは、今後も行方管内の経営体の所得向上と野菜産地の振興に向け、支援を続けて参ります。 |