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更新日:2023年2月17日
「山地災害危険地区」とは、地形、地質、森林等の状況からみて、豪雨等により山地災害が発生すれば学校等の公共施設、道路、人家等に直接被害を与えるおそれがあり、その崩壊危険度が一定基準以上となっている地区を調査したものです。
山地災害危険地区は、荒廃の形態によって、「山腹崩壊危険地区」、「崩壊土砂流出危険地区」、「地すべり危険地区」の3種類に区分しています。
山腹崩壊危険地区
山腹崩壊によって公共施設又は人家に直接被害を与える恐れのある地区。
【特徴】
・山の斜面に亀裂やわき水がある
・岩石がもろく崩れやすい地質である
・過去に山崩れがあった
・急斜面で、軟弱な地盤がある
・水の集まりやすい斜面地形である
・ときどき落石がある
崩壊土砂流出危険地区
山腹崩壊や地すべりによって発生した土砂又は火山噴出物が土石流となって流出し、公共施設又は人家に被害を与える恐れがある地区。
【特徴】
・渓流の勾配が急である
・渓流に大きな石がごろごろしている
・たくさんの土砂が堆積している
・上流が山崩れなどで荒れている
・過去に土石流があった
地すべり危険地区
地すべりが発生している、あるいは、地すべりが発生する恐れがある区域のうち、公共施設に被害を与える恐れのある地区
【特徴】
・過去に地すべりがあったところで、今も少しずつ動いている
・わき水や地下水が豊富である
・断層があるところやもろくくずれやすい岩石がある
・火山や温泉の影響で粘土化した土がある
県内には、計1,209箇所の山地災害危険地区があります(令和5年2月末現在)。
(単位:箇所)
所有別 |
山腹崩壊 |
崩壊土砂流出 |
地すべり |
計 |
民有林 |
456 |
611 |
121 |
1,188 |
国有林 |
13 |
8 |
0 |
21 |
計 |
469 |
619 |
121 |
1,209 |
県内の山地災害危険地区一覧表
|
山腹崩壊 |
崩壊土砂流出 |
地すべり |
民有林 |
|||
国有林 |
|
県内の山地災害危険地区位置図(民有林)
民有林における山地災害危険地区については,いばらきデジタルまっぷ(外部サイトへリンク)で掲載していますので,こちらをご参照ください。(トップページ>安心安全>防災>左最下段)
県内の山地災害危険地区位置図(国有林)
国有林における山地災害危険地区については、こちらをご参照ください。>関東森林管理局(外部サイトへリンク)
※山地災害危険地区は、法律に基づく指定ではなく、土地利用等に規制がかかるものではありません。
農林事務所・課 | 電話番号 |
県北農林事務所森林土木課 | 0294-80-3371 |
〃大子分室 | 0295-72-0539 |
県央農林事務所林業振興課 | 029-231-2079 |
鹿行農林事務所林業振興課 | 0291-33-4123 |
県南農林事務所林業振興課 | 029-822-7087 |
県西農林事務所林業振興課 | 0296-24-9176 |
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