ここから本文です。
更新日:2024年8月6日
新型コロナウイルス感染症の定点あたり報告数は、全国的に増加傾向となっており、本県でも同様の傾向にあります。
新型コロナウイルス感染症は、例年、夏と冬に感染拡大を繰り返しており、今後の動向に注意が必要です。
<症状>
主な症状は、発熱、咳、全身倦怠感等のかぜに似た症状で、頭痛、下痢、結膜炎、嗅覚障害、味覚障害等を呈する場合もあります。
高齢者や基礎疾患がある方は重症化するリスクが一定程度あると考えられており、注意が必要です。
<潜伏期間>
1~7日(通常は2~3日)程度。
<感染経路>
飛沫感染:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、そのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。
接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。
<予防のポイント>
新型コロナウイルス感染症の感染予防には、「換気」「手洗い・手指消毒」などの基本的な感染対策が有効です。
特に、高齢者や基礎疾患のある方が感染すれば重症化リスクも高まります。通院や高齢者施設を訪問する時などは、感染予防として「マスクの着用」が効果的です。
帰省等で高齢の方と会う場合、大人数で集まる場合は、感染予防を心がけ体調を整えるようにしましょう。
出典:新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)(外部サイトへリンク)
発熱等の症状がある方は無理せず自宅で療養し、心配な症状が出た場合は、かかりつけの医療機関やお近くの医療機関にお問合せください。
医療機関を受診するときは、受診の前に必ず医療機関に電話連絡をしてください。また、予約をした時間や受診方法を守り、マスクを着用のうえ受診してください。
療養期間中は、各自、検温等の健康管理をお願いします。
体調がすぐれない、心配な症状がある場合は、下記にご相談ください。
外出を控えることが推奨される期間は以下のとおりです。
かつ
発症後10日間が経過するまではウイルス排出の可能性があることから、マスクの着用や高齢者などのハイリスク者との接触を控えるなど、周りの方へうつさないよう配慮してください。
発症後10日間を過ぎても咳やくしゃみなどの症状が続いている場合には、マスクの着用など咳エチケットを心がけましょう。
感染症法上の位置付け変更後の療養に関するQ&A(厚生労働省)(外部サイトへリンク)
令和5年5月8日以降は、5類感染症に移行されることから、一般的に保健所から新型コロナ患者の「濃厚接触者」として、特定されることはありません。
また、「濃厚接触者」として法律に基づく外出自粛は求められません。
ただし、感染しているリスクがありますので、体調を注意深く観察し、発熱などの症状が出た場合は、かかりつけ医等の近隣の医療機関へ電話連絡の上、受診してください。
また、外出する際や周囲の方と接触する際は、マスクの着用と手指衛生などの感染予防策を行ってください。
新型コロナウイルス感染症に関する罹患後症状については、特別な医療を要さない軽度の症状から、長期にわたるサポートを必要とする症状まで様々であるとされています。
本県では、かかりつけ医等の医療機関での診療等を踏まえ、必要に応じて紹介状をもって罹患後症状外来実施医療機関で診療いただく流れとなっています。
詳細は下記ホームページをご確認ください。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください