県広報紙「ひばり」9月号【特集3】

食欲の秋を満喫いばらきの逸品

肥沃（ひよく）な土地と温暖な気候に恵まれた本県は、豊富な食材を生み出す“食の宝庫”です。
その中でも今回は、本県がこだわり抜いて誕生した、オリジナル品種の梨「恵水」と銘柄豚「常陸の輝き」をご紹介します。

シャリッとおいしい「恵水」（けいすい）

大玉の新雪（しんせつ）と食味が良い筑水（ちくすい）を掛け合わせて誕生した県オリジナルの梨「恵水」は、大玉で、糖度が高く酸味が少ないため甘みを感じやすいのが特徴。都内の高級果実店でも取り扱われた、本県発の期待の品種です。

主な出荷時期：9月

いばらきの秋梨おもてなしフェア9月30日（水曜日）まで

県内の飲食店や宿泊施設などで、県産梨を使ったオリジナルメニューが味わえます。

お問い合わせ

県販売流通課
☎029（301）3966

ジュワッとおいしい「常陸（ひたち）の輝き」

県が開発した種豚を活用して誕生した銘柄豚「常陸の輝き」は、専用の飼料でじっくり育て上げることで、柔らかく、うま味があり、香りが良いのが特徴。本県から全国へ自信を持ってお届けする至高のブランド豚肉です。

常陸の輝きメニューフェア～9月1日（火曜日）から30日（水曜日）まで

県内9カ所13店舗のホテル・レストランなどで、常陸の輝きを使った特別メニューが味わえます。

お問い合わせ

県畜産課
☎029（301）3993

「常陸の輝きメニューフェア（外部サイトへリンク）」はこちら

お家で簡単レシピ

常陸の輝き「焼売（しゅうまい）」（監修：水戸プラザホテル）

＜材料24個分＞
常陸の輝き挽肉・・・500g
玉ねぎ・・・200g
干しエビ（みじん切り）・・・10g
溶き卵・・・大さじ3
シュウマイの皮（市販）・・・24枚
片栗粉・・・大さじ6

A.豚挽肉の味付け
砂糖・・・20g
塩・・・8g
醤油・・・大さじ2
胡椒・・・少々
胡麻油・・・大さじ2

＜作り方＞
1　玉ねぎをみじん切りにする。
2　常陸の輝き挽肉をボールに入れ干しエビ・卵を加えAの味を入れよく合わせる。
3　1の玉ねぎをボールに入れ片栗粉を全体にまぶす。
4　2の挽肉に3の玉ねぎを加えよく合わせる。
5　手のひらに皮をのせテーブルナイフで餡を30gすくい、皮の中央にのせる。握り込み、円筒形にととのえながら回転させ、テーブルナイフで上部を平らにする。
6　クッキングシ―トを敷いたセイロまたは蒸し器に並べて12分間蒸す。

和梨のコンポートを入れたクラフティ（監修：ホテル・ザ・ウエストヒルズ水戸）

＜材料プリンカップ5センチメートル5個分＞
A.梨のコンポート
梨1個（皮を剥いて種を取った物）
白ワイン・・・350cc
紅茶（アールグレイ）・・・2g
グラニュー糖・・・85g
レモン汁・・・10g
生姜スライス・・・5枚
粒黒胡椒・・・5粒

＜作り方＞
1　全ての材料を鍋に入れ火にかけてアルコールを飛ばしながら弱火で煮る。
2　梨に串を刺してスッと入るくらいまで柔らかく煮たらそのまま冷ます。
（梨のコンポートはそのまま食べたり、凍らせたりしても美味しいです）

B.クラフティ
薄力粉・・・6g
グラニュー糖・・・48g
クリームチーズ・・・90g
卵・・・2個
生クリーム・・・180g

＜作り方＞
1　薄力粉とグラニュー糖をよく混ぜ合わせる。
2　クリームチーズは室温、または湯煎で柔らかくしておく。
3　1と2を滑らかになるまで混ぜ合わせる。
4　混ぜ合わせた物に全卵を加え、ホイッパーで混ぜる。泡立てない生クリームを加えてさらに混ぜる。
5　プリンカップ（ココットなどでも可）に上記の生地を7分目まで流し入れ、適当な大きさにカットした梨のコンポートを入れる。
6　160℃のオーブンで30分ほど湯煎焼きにした後、そのまま粗熱を取る。（オーブンが場合は蒸し器でも可、中火で25分）お好みでキャラメルソースなどをかけて。

常陸の輝き冷しゃぶ 梨の和風ソース （監修：鹿島セントラルホテル監修）

梨の甘みを生かしたソースは豚肉との相性バツグン

＜材料4人分＞
常陸の輝きロース薄切り・・・250g
梨・・・1/6個
料理酒・・・30cc
塩・・・小さじ1

 
A.ソース
白だし・・・60cc
しょう油・・・40cc
酢・・・40cc
ハチミツ・・・小さじ1
おろし生姜・・・少々
レモン汁・・・少々

＜作り方＞
1　塩を入れた水（1リットル）を火にかけ沸いたら、料理酒を入れ火を弱くする。
2　ロース肉を1枚ずつ広げ、お湯の中に入れる。
3　火が入ったらペーパータオルに上げ、常温で冷ます。（急いでいるときは冷蔵庫に20分程度入れて冷ます。
4　ボールにAを入れ混ぜる。
5　梨の皮をむき、おろし器でおろして、4のボールの中に入れて混ぜる。
6　冷ましたロース肉を皿に盛りつけ、ソースをかけて完成。