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更新日:2016年10月30日
平成31年9月28日から10月8日まで、11日間の開催が決定した茨城国体。
本県での開催は、1974(昭和49)年以来、45年ぶり2回目となります。
また、全国障害者スポーツ大会は、国体閉会後の10月12日から14日までの3日間の日程で行われます。
今回は、3年後に迫った2つの大会への取り組みとともに、茨城国体で活躍が期待される有望選手を取材しました。
いばらき女性特派員
福田眞理子
【プロフィール】
常陸太田市在住
趣味:旅行、野菜作り、読書
【競技】
1.茨城国体の実施競技は4つに分けられます。
オリンピックの実施競技のうち、メダルを獲得しているレスリング女子やウエイトリフティング女子など国体では未実施だった9競技が、今年の岩手国体以降、順次正式競技に導入され、茨城国体ではこれら全ての競技が実施されます。
2.全国障害者スポーツ大会では、陸上競技や車椅子バスケットボールなどの13競技のほか、オープン競技を実施します。
【会場】
前回の茨城国体は、27市町村のみ(当時)が会場でしたが、今回は44市町村全てが会場となります!
全国障害者スポーツ大会の会場は、7市(水戸市、日立市、結城市、常陸太田市、取手市、つくば市、ひたちなか市)。2つの大会ともに、開・閉会式は笠松運動公園(ひたちなか市)で行われます。
大会イメージソングのCDやイメージソングを基に振り付けたダンスのDVDを今年4月に幼稚園・保育園や学校などに配布し、すでに運動会など多くの場でとり入れていただいています。
今後も、大会マスコット「いばラッキー」の活用や、高校生や大学生などの広報ボランティアによる宣伝活動などを通して、2つの大会を盛り上げていきたいです。
大会のダンスの様子
スポーツをする人も見る人も、障害がある人もない人も、県民全てがスポーツのもたらす感動を共有できる大会にしたいです。
県外から参加する方には、茨城のおいしい食材やすばらしい景観などを知ってもらい、再び足を運んでいただくきっかけとなり、また、県民総参加で、「おもてなし」を実践する大会にしたいと考えています。
強化指定制度とは?
茨城国体で活躍が期待される有望選手および優秀な指導者などを指定し、天皇杯・皇后杯獲得に向けた競技力の向上を図る制度で、468人・143団体が指定されています。冬季大会の競技を含めた40競技全てに、選手および指導者が強化指定されており、強化練習や合宿、県外遠征への補助や、サポート体制の充実などを行っています。
希望郷いわて国体
第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」は、平成28年10月1日(土曜日)~11日(火曜日)に行われました。 |
神奈川県横浜市出身で、今年3月に大学を卒業したばかりの新進気鋭の有望選手。
優れた競技技術・経験を持つ「スポーツ専門員」として県が雇用しており、東京オリンピックの日本代表に向けて日々練習に励んでいます。
自転車競技場を利用するトラックレースでは、レースの内容全てを観客席から見ることができます。
特に団体種目では、スピードによる一体感や走行技術などの芸術性を見てもらいたいです。
先頭を走る新村選手
私の専門である自転車トラック中距離にはプロの道がないため、大学卒業後は自分でスポンサーを募りながら競技活動をしていこうと考えていました。
そんな中、大学自転車部OBの方からスポーツ専門員として声を掛けていただき、県の強化育成に携わりながらも自身の成長につなげていけると考え、プロアスリートと両立する道を選びました。
取手競輪場を拠点に、競輪選手や取手一高の自転車部員と一緒に練習をしています。加えて、週1~2日は東京都内の国立スポーツ科学センターでトレーニングしたり、静岡県伊豆市にある室内競技場で毎月行われてい
る日本代表の合宿に参加したりしています。
まずは皆さんの期待に、ぜひとも応えたいです。
日本代表で培った経験を生かして、自分自身だけでなく、茨城県チーム全体の活躍に貢献したいです。
希望郷いわて国体
第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」は、平成28年10月1日(土曜日)~11日(火曜日)に行われました。 |
守谷市出身で、キャプテンとして県内敵無しの常勝チームを率いています。
「いばらきの星」で終わることなく、東京オリンピックで「日本の星」になるべく頑張っています。
幼稚園の頃、ハンドボール少年団に所属する兄を見て、「私もやってみたい」と思ったのがきっかけです。
小学校入学後、ハンドボール少年団に入りました。ハンドボールをやっている人が周りにたくさんいたため、日常生活の一部という感じでした。
先輩たちから受け継いできたことを、次につなぐことが大切だと考えています。
また、常勝チームであり続けるためには練習が一番大切です。練習の雰囲気をどう作るか、部員との密なコミュニケーションを心掛けています。
水海道二高ハンドボール部の皆さん
放課後の練習が主です。他のチームに比べ身長が低いので、「走り勝つ」ための走り込みを毎日行っています。
走りながらゴールに向けて投げるのは大変ですが、基礎・基本を身に付ける練習をしっかりとやることで、自信を持って試合に臨むことができます。
大学に進学しハンドボールを続けます。茨城国体では成年女子の選手として茨城県のために頑張りたいと思っていますし、東京オリンピックの日本代表選手としても召集してもらえるよう、練習に励んでいきます。
県国体・障害者スポーツ大会局総務企画課☎029(301)5402
県保健体育課☎029(301)5357
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