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更新日:2022年9月18日
工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸化物(NOx)と、ガソリンや溶剤などに含まれる揮発性有機化合物(VOC)が、大気中で太陽の紫外線を受けて光化学反応し、光化学オキシダント(Ox)という新たな物質を作り出します。光化学オキシダント濃度が高くなると、白いモヤがかかったようになります。この現象を光化学スモッグといいます。
光化学スモッグが発生しやすいのは、風が弱く、太陽光の強い夏の日中です。特に大きな発生源がない地域でも、車・工場等が多い首都圏から汚染物質を含んだ大気が風で流され、光化学スモッグが発生することがあります。
光化学オキシダントが高濃度になると、目がチカチカしたり、喉の痛みを感じたり、咳が出たりする健康被害が発生することがあります。
県では、県内に設置している各測定局における測定値をリアルタイムで公表しています。測定値につきましては、大気汚染常時監視情報(別ウィンドウで外部サイトへリンク)をご覧ください。
茨城県では、関係法令の規定に基づき「茨城県光化学スモッグ対策要綱」を定め、光化学スモッグ注意報発令等の緊急時対策を実施しています。
注意報等の情報について、県では携帯電話やパソコンへのメール配信を行っています。配信を希望される方は、リンクから手続きをお願いいたします。(登録は無料ですが、通信費は登録者の負担となります。)
※注意:メール受信のセキュリティー対策によっては、迷惑メールとして扱われる場合がありますので、
受信の設定についてご注意ください。
別紙様式ワード形式(ワード:73KB)、別紙様式1及び2の記載例(PDF:245KB)
発令区分 | 予報 | 注意報 | 警報 | 重大警報 |
発令要件 | Ox:0.12ppm以上のおそれ | Ox:0.12ppm以上が継続 | Ox:0.24ppm以上が継続 | Ox:0.40ppm以上が継続 |
【発令地域区分】
・予報:県北、鹿行、県南、県西
・注意報等:水戸、日立、高萩、ひたちなか、鹿島、潮来、鉾田、土浦、石岡、竜ヶ崎、古河、下妻、常総、筑西
表1 | 月別予報・注意報発令状況 |
表2 | 地域別注意報発令状況 |
表3 | 地域別被害届出人数 |
表4 | 関東各都県の光化学スモッグ注意報等の発令状況 |
表5 | 関東各都県の被害届出人数 |
表6 | 光化学スモッグ緊急時発令状況(平成30-令和2年度) |
表7 | 光化学オキシダントの最高濃度等の経年変化 |
図A | 光化学スモッグ注意報の発令日数の推移 |
光化学スモッグによると思われる症状には、目がチカチカする・涙が出る・のどや鼻が痛い・息ぐるしいなどがあります。
目がチカチカしたりのどが痛いときは、水で洗顔やうがいをしてください。洗顔やうがいをしてもよくならないときは、医師の診察を受けて下さい。また、これらの症状が確認された場合は、お住いの市役所又は町村役場若しくは最寄りの各県民センター環境・保安課又は環境政策課県央環境保全室に連絡してください。
問い合わせ・相談は、市役所、町村役場若しくは各県民センター環境・保安課、環境政策課県央環境保全室又は保健所へ。
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