PFOS・PFOA
PFOS(ピーフォス)・PFOA(ピーフォア)とは
- 有機フッ素化合物の一つであり、はっ水・はつ油性、耐熱性、耐薬品性等優れた性質を持つことから、これまで様々な用途に使用されてきました。
- 化学的安定性が高く、水溶性かつ不揮発性であるため、環境に放出された場合には水に溶けやすく、また、難分解性のため長期的に環境に残留すると考えられています。
有機フッ素化合物の種類 |
主な用途 |
PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸) |
泡消火薬剤、半導体製品、金属メッキ製品、液晶ディスプレイ、写真フィルム 等 |
PFOA(ペルフルオロオクタン酸) |
泡消火薬剤、繊維(カーペット等)、食品包装紙、フローリング、防護服 等 |
PFOS・PFOAの使用に係る規制の状況
- 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)に基づく第一種特定化学物質に指定されており、現在は製造・製品への使用が禁止されています。
PFOS・PFOAの水質規制の状況
- 環境省では、PFOS・PFOAについて、直ちに環境基準とはせず、引き続き知見の集積につとめるべき物質として、令和2年5月に公共用水域及び地下水に係る要監視項目に設定したところです。
- 毒性学的に明確な指針値の設定が困難であることから、指針値(暫定)としています。
茨城県における調査状況
- 本県では、令和3年度から、要監視項目として水質測定計画に位置付け、河川などのPFOS・PFOAの調査を実施しています。
- 調査結果は以下のとおりです。
PFOS・PFOAに関する情報
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