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更新日:2025年1月29日

食品ロス削減のために身近なことから始めましょう! 

1 食品ロスとは...?

 「食品ロス」とは、まだ食べられるにもかかわらず、捨てられてしまう食品のことです。
 国内における「食品ロス」は年間約472万トン(2022年度)発生しており、これは世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2022年で年間480万トン)とほぼ同等になります。
 また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると"お茶碗約1杯分(約103g)の食べもの"が毎日捨てられていることになります。

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 出典:消費者庁「食品ロス削減ガイドブック(令和6年度版)(外部サイトへリンク)

2 食品ロスの半分は家庭から発生!

 食品ロスは、約472万トンと推計されていますが、このうち、半数(約236万トン)が一般家庭から発生しています。食品ロス削減のためには、家庭での取組が必要です。

捨ててしまう理由捨てられやすい食品

  出典:消費者庁「食品ロス削減:啓発用冊子/計ってみよう!家庭での食品ロス(令和元年11月版)」

3 日常の中でできる食品ロス削減の取組!

 食品ロスを削減するためには県民の皆さんの取組が必要です。食品ロス削減のための取組にぜひ御協力をお願いいたします。

家庭でできる取組例

 買物、保存の際にできる取組
  • 買い物に行く前に食品の在庫を確認し、メモして出かけるようにしましょう。
  • バラ売りや量り売りなどを利用して使い切れる分だけ購入するようにしましょう。
  • 食品の賞味期限、消費期限をこまめに確認し、期限が短いものから使うようにしましょう。
  • 食材ごとに適した保管方法で食材を長持ちさせましょう
 調理、食事の際にできる取組
  • 料理は食べきれる分を考えて作るようにしましょう。
  • あらかじめ家族の食事会などの予定を把握し、必要以上に作りすぎないようにしましょう。
  • 中途半端に残った食品は別の料理に活用するなど、使い切る工夫をしてみましょう。
  • 野菜の皮にも栄養がたくさんあります。よく洗った上で皮ごと調理してみましょう。
  • 今まで捨てていた皮や葉も工夫して調理してみましょう。 
  • 食べきれなかった料理は保存しなるべく早めに食べましょう。

  ◇料理レシピサイト「クックパッド」に消費者庁が「食材を無駄にしないレシピ」を掲載しています。
 これまで食べられないと思っていた食品の調理方法が見つかるかもしれません!

 料理レシピサイト「クックパッド『消費者庁のキッチン』」(外部サイトへリンク)

 

外食の際にできる取組例

  • メニューを見て食べきる自信が無い時には、お店の人に少なめにできるか相談しましょう。
  • セットメニューの中に食べられないものがあれば、注文の時に伝えてあらかじめ料理から除いてもらうことができるか相談しましょう。
  • 宴会開始後の30分間、お開き前の10分間は席を立たずに料理を楽しむ3010
    時間にするよう、幹事さんは呼び掛けるようにしましょう。

    環境省HPから活動をPRできる三角柱がダウンロードできます。
    ぜひ、ご活用下さい!

    環境省「3010運動普及啓発用 三角柱POP」(外部サイトへリンク)

4 飲食店、小売店の皆様へ食品ロス削減の取組のお願い!

 飲食店、小売店の皆様の取組でも食品ロスを減らすことができます。
 食品ロス削減の取組について御協力よろしくお願いいたします。

飲食店でできる食品ロス削減の取組例

  • ハーフサイズや小盛りなど、食べ残しが出ない工夫をしたメニューの設定tabekirisutekka-
  • 食べ残しが減るような意識啓発の店内表示、客への呼び掛け

 ☆茨城県では「おいしく、残さず食べよう‼」を合い言葉に、料理の食べ残しなど
 捨てられてしまう「食品ロス」の削減に協力いただける「いばらき食べきり協力店
 (飲食店、宿泊施設)を募集しています!

 

小売店でできる食品ロス削減の取組例

  • 「食材使い切りレシピ」や「残りものアレンジレシピ」等を紹介するコーナーの設置
  • 生鮮食品の閉店間際時間帯の割引販売
  • バラ売り、量り売りの実施 temaedori_b6half

 ☆茨城県では、商品を購入する際、すぐに食べる場合には、
 商品棚の手前から並べられている消費期限や賞味期限が近
 くなった商品からとるてまえどりを推進しています!

 

5 食品ロス削減啓発用の教材(小学校高学年用)

 茨城県では家庭における食品ロス削減に向けた取組の1つとして、kyouzai2
食品ロス削減のための啓発用の教材を作成しています。
 調理実習の授業が始まる小学校5年生以上を対象として、食品ロスの問題を身近にとらえ、削減するためにはどうすれば良いのか考えてもらえる内容となっています。
 社会科の学習や給食の時間、
栄養教諭などによる指導、ホームルームなどでご活用ください!

 食品ロスについて考えてみよう(PDF:5,330KB)

 

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このページに関するお問い合わせ

県民生活環境部資源循環推進課企画調整

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-3020

FAX番号:029-301-3039

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