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更新日:2024年4月1日
アールス系メロンを片親に用いており、「上品な甘さ」と「なめらかな肉質」を有し食味に優れることが特長です。草勢が強めで低温期の果実肥大性もよく、安定生産が可能です。収穫後の肉質も安定しています。
[主な産地] 鉾田市、茨城町
「イバラキング」の果実
甘みと酸味のバランスが絶妙な「濃厚な食味」と、果肉硬度が適度で「ジューシーな食感」が特長で、多くの人に食味の良さを評価いただいています。草勢が強く、着果の中休みも少ないため、栽培期間を通して安定した収穫・出荷が可能です。
[主な産地] 鉾田市、行方市、筑西市 他
「いばらキッス」の果実
オオバ(シソ)は、本県の特産品で行方市を中心として栽培されています。葉型が整ったハート型で、葉色が濃く表面に光沢があり、外観品質に優れることが特長です。また、香りが良く、えぐみも少ない食味の良い品種です。
[主な産地] 行方市
「ひたちあおば」
「イバラキング」の種子は両親となる親同士を交配して得られるF1種子です。販売前の「イバラキング」種子について、DNAマーカーを用いて混種がないか確認しています。
県内各産地から優れたレンコン系統(品種)を集め、品質や収量、食味に優れる系統として、年内掘り取りに適した「ひたちたから」、「パワー」と年明けの掘り取りに向く「みらい選抜」、「金澄39号」を選抜しました。
[主な産地] 土浦市、かすみがうら市、行方市、小美玉市 他
レンコン選抜系統 左上から時計回りに「パワー」、「ひたちたから」、「金澄39号」、「みらい選抜」
「イバラキング」については、外観品質について、さらに改良した新たな品種の育成を進めます。
近年、赤肉メロンの栽培が増加していることから、「イバラキング」と同じ5~6月に出荷できる赤肉品種の育成を進めます。また、産地の被害が問題となっている「つる割病」や「うどんこ病」に抵抗性を有する品種の育成に取り組みます。
「いばらキッス」に続き、食味及び外観形質のよい新たな品種の育成を進めます。新しい品種には、栽培性を高めるために「炭疽病」及び「萎黄病」への病害抵抗性を導入します。
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