ここから本文です。
令和5年3月3日(金)に「令和4年度関東農政局多面的機能発揮促進事業局長表彰」が関東農政局にて行われ、本県の「長竿地区農地を考える会(河内町)」が優秀賞を受賞しました。
これは、関東農政局管内で行われている多面的機能支払いに係る取組みのうち、特に優良な活動を行っている活動組織を表彰し、農業農村の持つ多面的機能発揮に向けた意欲向上と、取組みの更なる推進を目的として行われているものです。
長竿地区農地を考える会は、近年農業者の高齢化や後継者不足にともなって農業施設を維持管理が困難となってきていることを受け、農業施設等の適切な維持管理、地域コミュニティの強化を目的として平成29年度に設立されました。設立以降、本会では農家のみならず非農家の方たちと協力して地域一丸となって農地の草刈りや水路の泥上げといった農地維持活動に精力的に取組んでいるほか、学校やシニアクラブと連携して、遊休地を利用したサツマイモ、ジャガイモ、大根の農業体験を行うなど、地域コミュニティの強化につながる活動にも積極的に取組んでいます。また、農道沿いにはシニアクラブを中心にひまわりやアジサイを植栽しており、夏ごろにはとても美しい景観が広がっています。
本県としましても、このような農業農村の持つ多面的機能の発揮に係る活動に対して、引き続き支援を行うとともに、県内での更なる取組みの拡大を推進していきます。
現在、情報はありません。