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更新日:2022年10月4日
令和3年度に事業が完了した地区の概要を掲載しています。
地区の概要:
本新排水機場は、県営かんがい排水事業(S60~H3)により築造され平成3年度に完成した。本施設は、地区内の地下水位の低下、農地の汎用化及び、隣接住宅地(流域面積541ha)の排水処理をつかさどる施設である。ポンプ設備は常時・洪水時排水施設として運転されているが、製作後25年が経過し、電気設備においても設置後24年が経過しており、上屋においても同様に破損や劣化が進行していることから早急な対策が必要であった。本事業では、早急にポンプ設備及び電気設備等を補修・更新し、確実な排水計画を実施することで、地域の農業振興並びに地域資産の保護に資することを目的とした。
総事業費 | 675.2百万円 | |||
事業内容 |
横軸斜流ポンプ φ1000×180kW(電動機) φ1000×260Ps(ディーゼル) |
2台 | ||
2台 | ||||
受配電盤 | 1式 | |||
上屋(鉄筋コンクリート造) | 1式 | |||
関係市町村 | 稲敷市 | |||
関係土地改良区 | 本新土地改良区 | |||
工期 | 平成27年度~令和3年度 |
事業の概要:
本地区は茨城県南部に位置し、北側には龍ケ崎市との市町界があり、西側には県道立崎羽根野線が設置されており、南側に一級河川新利根川が流れている面積157.2haの平坦な水田地帯である。ほ場は10aの小区画もしくは未整備で、地区内の農道は幅員が狭く、用排水施設は土づくりが多く、営農に多大な労力を費やしている地域である。周辺地域の農地は既に整備され、安定した農業経営を展開する基盤条件を整えているものの、本地区は恒常的に用水が不足し、農業経営に多大な悪影響を及ぼしていることから、担い手となる経営体から敬遠され、将来にわたる農地利用の秩序維持に不安が募っていた。したがって、本地区の将来的な農業振興を見据え、区画形状を大区画化し、支線道路、排水路、パイプラインを計画的に配置し、経営体への農地集積を早急に図るため、本事業を実施した。
総事業費 | 961.5百万円 | ||||
事業内容 | 区画整理工 | 整地工 | A=157.2ヘクタール | ||
用水路工 |
PL A=149.2ヘクタール 用水機場4ヶ所 |
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排水路工 | L=12.6キロメートル | ||||
道路工 | L=17.8キロメートル | ||||
集落排水 | 2.2キロメートル | ||||
暗渠 | 149.2ヘクタール | ||||
関係市町村 |
北相馬郡利根町 龍ケ崎市 |
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関係土地改良区 | 豊田新利根土地改良区 | ||||
工期 | 平成21年度~令和3年度 |
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