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更新日:2026年2月5日
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小さいころによく川で遊んでいたこと、母・祖父が公務員だったことから、働くなら公務員の水産職となんとなく考えていました。私は兵庫県出身なのですが、どの県を受験しようか迷っていた大学院1年生の時に、初めて訪れた那珂湊の市場の活気に魅了され、茨城県の受験を決めました。
現在は水産試験場で養殖産業の創出に向け深海性エビ類(ボタンエビ・ブドウエビ)の養殖技術開発に研究に取り組んでいるほか、海底や海底付近で暮らす「底魚類」と呼ばれる魚種の生態や資源管理に向けた研究、栽培漁業で重要な、健全な種苗の生産・放流のための魚病検査を行っています。
入庁2年目に、70年ぶりの漁業法大改正に合わせて、県の関係規則を改正しました。茨城県の漁業にとって重要な規則のため、国との調整や業界への説明など大変でしたが、無事施行されたときにはホッとしたことを覚えています。仕事を通して業界へ直接的に貢献できることも魅力的ではありますが、こういった縁の下の力持ち的な貢献の仕方もあるんだと感じます。
国内初のボタンエビの養殖技術開発に成功ということで、新聞をはじめ各種メディアで取り上げていただきました。特に県公式Xで取り上げられたときは260万回表示を超える大きな反響があり、自分が思っている以上に県の事業は注目・期待されていると実感しました。
コミュニケーションです。仕事を進めるうえで、漁業者や水産加工業者など、水産業界の様々な方との関わりが必須です。ニーズに沿った仕事ができるよう、現場に行ったときはなるべく関係者と話をするよう心がけています。また、仕事に行き詰った時には、周囲に相談することで解決策が見つかることもあります。
一般の方との関わりは市町村職員の方が深く、県職員は業界の方との関りが深いイメージでしたが、県職員でも一般の方と関わる機会が意外とあると感じています。そのため、聞き手や読み手によって、伝わりやすいよう説明や資料の作り方を変える必要があります。なかなか難しいですが、相手への伝え方のいい勉強になります。
AIの活用です。研究を行う上で、得られたデータを用いて解析を行う機会が多くあります。解析の際は、ソフトにコードを入力して統計処理やグラフの作図を行いますが、目的に応じたコード作成に時間がかかっていました。AIの活用によりコード作成時間が大幅に短縮され、膨大なデータの解析や様々なグラフの作成を短時間で行うことができ、研究結果の考察や深掘りに時間を割けるようになりました。
魚の気持ちになってみよう、というわけではありませんが、小学生から始めた水泳を今も続けています。また、平日はなかなか子供の時間を取れないので、休日は家族で買い物や公園に行ったりして子供との時間を作るようにしています。
茨城県と言えば、アクアワールド茨城県大洗水族館です。関東最大規模の水族館で、サメの飼育種類数が日本一ですが、数ある飼育生物の中に、水産試験場の調査船で採集した生物もいくつか飼育・展示されています。大洗水族館を訪れた際はぜひ探してみてください。
| 2019-2020 | 漁政課 (特別採捕許可発給、漁業法改正に伴う県の関係規則改正) |
| 2021- | 水産試験場 (深海性エビ類の養殖技術開発、底魚類の研究、魚病検査) |
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勤務前 |
7時00分 起床 7時50分 出勤 8時20分 職場到着 |
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午前 |
8時30分 メール等チェック 9時00分 エビの飼育管理 10時30分 試験区作製等飼育試験準備 |
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昼休み |
昼食 |
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午後 |
13時00分 調査船調査漁獲物測定 |
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勤務後 |
17時15分 退勤 18時00分 自宅着 19時00分 夕食 21時00分 プールで練習 22時30分 家事 24時00分 就寝 |
茨城県は全国でも有数の水産県ですが、養殖産業の創出・育成など新たな事業にも取り組んでいます。茨城の水産業の発展に向け、私たちと一緒に様々なことにチャレンジしてみませんか?