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更新日:2025年12月26日

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③下水処理の仕組み

下水処理の仕組み ~よごれた水の変化~

下水処理場では目に見えない「微生物」の力をかりて汚水をきれいにしています。

変化

一番左が下水処理場に流れてくる汚れた水です。

この中に微生物のかたまりである「活性汚泥」を入れます。

活性汚泥の中の微生物が汚れを食べると、微生物たちはかたまりになって沈んでいきます。

きれいになった上の方の水だけをすくいとり、消毒液を入れたのが右の「放流水」です。

これを川や湖に流し、水は循環していくのです。

 

下水道の正しい使い方

ここまで下水処理場では汚れた水をきれいにできることを学びました。

ただし、下水道には何でも流していいというわけではありません。

下水道管はつまると汚水があふれかえってしまいます。つまるようなものは流さないようにしましょう。

 

以下のことを守って下水道を正しく使ってください。

★油類を流さない。

排水口に油を流すと、油が冷えて固まってしまい排水管や下水道管がつまってしまいます。料理で使った油は新聞紙や古い布で吸い取り、燃えるごみへ。

★野菜くずや食べ残しを流さない。

野菜くずや食べ残しを流すと排水管や下水道管がつまる原因になります。水気をよく切って燃えるごみか生ごみとして出すようにしましょう。

★ビニル片や割りばし・つまようじを流さない。

ビニール片や割りばし・つまようじを流すと、排水管の中にひっかかりつまりの原因になります。これらはごみとして捨てましょう。

★髪の毛を流さない。

髪の毛を排水口に流すと、排水管や下水道管のつなぎ目にひっかかったり、他の汚物と絡まったりして詰まりやすくなります。排水口には目皿などを置くようにし、髪の毛が流れないように注意しましょう。

★落ち葉を排水溝に捨てない。

雨水が流れる排水溝に落ち葉やごみを捨てると、雨水が流れにくくなってしまいます。大雨の時に雨水が排水溝からあふれてしまう危険があるので、落ち葉は排水溝には流さないようにしましょう。

★薬品類を流さない。

薬品類を下水道管に流すと、下水道管が変形したり溶けたりして水漏れの原因になります。廃棄方法を確認し、適切な方法で処分してください。

★熱湯を流さない。

排水管には高温に弱い材質が使われている場合があるので、熱湯を下水道管に流すと下水道管が変形する可能性があります。熱湯は冷ましてから流しましょう。

 

 

④下水道の役割へ

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このページに関するお問い合わせ

土木部下水道課企画

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-4674

FAX番号:029-301-4699

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