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一般国道118号は、茨城・福島両県を結ぶ基幹道路で地域開発及び産業振興並びに観光産業面において極めて重要な路線となっています。
本路線の袋田地内は幅員が狭いうえに屈曲部が多く交通危険箇所となっており,特に観光シーズン時は、袋田の滝方面に向かう右折車に直進車の進路を阻まれ通行出来ずに交通渋滞が発生しています。
この交通危険箇所及び交通渋滞原因を解消するため袋田バイパスが計画され、平成2年度より事業に着手しています。これからもバイパスの早期完成を図るため事業の促進に努めます。
個所名 |
全体計画 |
大子町袋田~北田気 |
L=3,560m W=13~15/6.5m 事業年度:平成2年~ |
箇所図 |
標準横断図 |
「袋田の滝入り口」付近の混雑状況 |
供用箇所状況(南田気大橋付近) |
現在の整備区間(L=1290m)には、(仮)北田気大橋、南田気跨線橋、南田気跨道橋の3つの橋梁が計画されており、これらの橋梁を整備しながら、前後の道路改良整備を実施しています。
(仮称)北田気大橋は、久慈川を渡河し、現国道118号と立体交差する、本バイパスで延長が最も長い橋長266mの橋梁です。
令和4年10月に橋梁の桁・床版架設工事が完成し、現在は高欄や照明灯の設置工事を進めております。
国道上の夜間架設状況 | 中央径間(久慈川上)の架設状況 |
令和4年9月27日(火)に袋田小学校の4年生から6年生までの児童34名を現場に招待し、見学会を実施しました。
当日は、架設工事の動画や橋を再現した3D映像を視聴したり、高所作業車に体験乗車して地上10mの橋桁を間近に見てもらうなど、橋の構造や工事について楽しく学んでもらいました。
また、出来上がったばかりの床版上にチョークを使って自由に落書きをしてもらい、最後に全員で記念写真を撮影しました。
・高所作業車はちょっと怖かったけど面白かった。上から見ると橋の構造がよく分かった。
・今日は暑かったけれど、それ以上に7月8月は暑かった。そんな中で工事の仕事をしている人たちはすごいと思った。
・朝から夜まで働いている人がいて驚いた。
・橋を造るために多くの人が働き、たくさんの機械を使っていることが分かった。
・橋に落書きをすることができて楽しかった。この後舗装されてしまうが、自分が描いた絵がその下にずっと残っていると思うと、とてもうれしい。
・完成したらまたこの橋に来たい!
南田気跨線橋は、JR水郡線を跨ぐ橋長63mの橋梁です。令和4年1月に桁・床版架設工事が完了し、現在は前後の道路改良工事(盛土)を進めております。
橋台・架設ヤード整備状況 | 桁架設状況 |
完成 |
南田気跨道橋は、バイパス整備により地元の町道を分断してしまうため、バイパスの上に架ける橋長30mの町道橋です。
令和4年12月に橋梁架設工事が完了し、現在は町道橋の早期供用に向けて橋面舗装工事を進めるとともに、本線の道路改良工事を進めております。