ここから本文です。
更新日:2016年7月31日
世界に誇る伝統の結城紬。実は、日本最古の歴史を持つ紬織物であることを、ご存知でしょうか。
結城紬の原型は太い生糸で織った「絁(あしぎぬ)」という絹粗布で、奈良時代には献上品として上納されていたと言われています。その後、室町時代には「結城紬」の名で幕府などに献上され全国的にも有名となり、江戸時代には当時の百科事典と言われる『和漢三才図会』に最上品の紬として紹介されていました。
結城紬は、全ての製作工程が手作業で行われます。その中でも、「糸つむぎ」、「絣(かすり)くくり」、「地機織り」の3工程は、1956(昭和31)年に国の重要無形文化財に指定されました。また、世界に誇るべき日本の技として、2010(平成22)年にユネスコ無形文化遺産にも登録されています。世界でも類を見ない、手でつむいだ糸を使用する結城紬。手作業による全工程を経て出来上がった結城紬は、軽くて温かく、洗い張りをするたびに光沢を増し、毛羽も取れて風合いがよくなっていきます。反物だけでなく名刺入れや、財布、ショール、ネクタイなどさまざまな紬製品が作られています。
製作工程の1つ「絣くくり」
結城市内には、結城紬の織り体験や、ハンカチなどの染め体験ができる施設があります。結城紬をより身近に感じに出掛けてみませんか?
いばキラTVの動画番組「絶景茨城」(外部サイトへリンク)でも結城紬を紹介していますので、ぜひご覧ください。
県産業技術課☎029(301)3584
県工業技術センター繊維工業指導所☎0296(33)4154
9月17日から11月20日まで、県北地域で開催する現代アートの祭典「茨城県北芸術祭」。芸術祭の期間中、お得に作品を鑑賞することができる作品鑑賞パスポートの前売引換券は、全国のコンビニなどでお買い求めいただけます。
茨城県北芸術祭実行委員会事務局(県県北振興課内)☎029(301)2727
「茨城県北芸術祭」で検索
問題12015(平成27)年にラムサール条約湿地に登録された県内の湖沼はどこでしょう。
1牛久沼2涸沼3霞ヶ浦4乙戸沼
問題2茨城県の海岸線の長さはおよそどれくらいでしょう。
1約60キロメートル2約110キロメートル3約190キロメートル4約240キロメートル
問題3霞ヶ浦で獲れ、江戸時代に麻生藩(現在の行方市)が将軍家に献上品として納めた魚は何でしょう。
1フナ2ワカサギ3ブラックバス4コイ
このほか、郷土検定の問題は「いばらきっ子郷土検定」(外部サイトへリンク)で検索
(答え)問題1.2問題2.3問題3.2
「ひばり」は各市町村、県出先機関、県内金融機関などに配置しています。
次回「ひばり」9月号の新聞折り込みは8月28日(日曜日)です。
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください