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更新日:2016年3月2日
平成27年12月に、議員提案により、がん対策の基本となる事項を定める条例を制定しました。
県では、この条例の制定を受け、がんを予防し、がんになっても安心して暮らせる社会づくりを目指します。
本県のがん死亡の現状(平成26年)
【本県の死亡構成割合】死亡者総数30,341人
がん(悪性新生物)28.5%
心疾患15.7%
脳血管疾患10.0%
肺炎10.0%
その他35.8%
【本県の部位別がん死亡者の割合】
男性(がん死亡者数5,237人)
女性(がん死亡者数3,402人)
県では、「茨城県総合がん対策推進計画-第三次計画-」に基づき、がん対策を進めていますが、がんによる死亡者数は減っていません。がんは早期発見・早期治療が重要ですが、がん検診の受診率は、第三次計画と今回新たに条例にも掲げている目標値より低い状況です。
この状況を踏まえ、県議会議員の提案により、この条例を制定し、平成27年12月18日に公布・施行しました。
本県のがん検診の受診率は、目標値の50パーセントに届いていません。
がんによる死亡者数を減らすためには、早期発見・早期治療が重要ですので、県民の皆さんは、定期的にがん検診を受けて早期発見に努めましょう。周りの方にも、ぜひ勧めてください。
また、県民の皆さん一人一人が、がんに関する正しい知識を習得し、ご自身に提供されるがん医療を決定できるということについて自覚を持ち、がん医療に主体的に参画しましょう。このことを、この条例では「参療」と言います。
県では、市町村、県民の皆さん、保健医療福祉関係者、事業者、教育関係者などと連携・協力しながら、次の4つの視点でがん対策を強化していきます。
また、県の推進体勢の整備に努めます。
1.がん予防の推進
2.がん検診の推進
3.がん医療の充実
4.がん患者とその家族に対する支援
県保健予防課☎029(301)3224
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