トップページ > イベント情報 > 第2回特別展示「妙岐ノ鼻と希少植物カドハリイ」
皆さん、霞ヶ浦の南部、稲敷市の新利根川河口にある「妙岐ノ鼻」という場所をご存じでしょうか?
そこでは、大変広い湿原に、一面ヨシ原が広がっているのを見ることができます。この場所は、茅葺き
屋根の材料となる茅(カヤ)を生産する場所として利用され、茅狩りや野焼きなど人の手が入ることで
維持されてきました。一時中断されていた野焼きは、数年前から再開されています。
カドハリイは、湿地に生息するカヤツリグサ科の多年草で、実は全国でも「妙岐ノ鼻」でしか見るこ
とのできない希少植物です。2022年1月、茨城県では初めてこの植物が「国内希少野生動植物種」に指
定されました。
この特別展示では、カドハリイをはじめ、茅として利用される植物や、希少な植物を展示しています
ので、ぜひ見に来てくださいね!