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ページ番号:45439
更新日:2025年4月2日
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農林水産省及び一般社団法人日本飼料用米振興協会では、平成28年度から飼料用米の生産に取り組まれる農家の生産技術の向上を図るため、「飼料用米多収日本一」を開催しています。
その一環として本年度も、茨城県内の成績優秀者を鹿島地域飼料用米生産利用推進協議会と連携し、独自に茨城県農業再生協議会長賞等を設け、表彰いたしました。
飼料用米生産農家の生産にかかる技術水準の向上を図るため、「飼料用米多収日本一」を開催し、生産技術の面から先進的で他の模範となる経営体を表彰し、その成果を広く紹介します。
令和6年産の飼料用米の生産で、次の要件を全て満たす方
令和6年度の受賞者は、以下のとおりです。
受賞内容 |
受賞者名 |
所在地 |
品種 |
作付面積 (a) |
収穫量 (kg) |
単位 収量 (kg/10a) |
---|---|---|---|---|---|---|
茨城県農業再生 協議会長賞 |
鈴木秀史 |
下妻市 |
夢あおば |
1,020 |
72,908 |
715 |
鹿島地域飼料用米生産 利用推進協議会長賞 |
直井弘典 |
つくばみらい市 |
みなみちから |
340 |
23,262 |
684 |
協同組合日本飼料工業 会企画振興委員長賞 |
荒井和浩 |
稲敷市 |
ちほみのり、オオナリ |
2,170 |
13,572 |
634 |
令和7年2月4日(火曜日)に開催した「水田農業における需要に応じた生産・販売に係るシンポジウム」において表彰式を実施し、茨城県農業再生協議会副会長から賞状を授与いたしました。
「夢あおばの作付は今年初めてだったが、今回の結果は関係機関の皆様のご指導があってこその成果だと思っている。今後も多収品種を作付けしてくうえで収量を落とさないよう、各種事業を活用し、土づくりから丁寧に取り組んでいきたいと思う。」
「昨年は夢あおばを作付していたが、様々な文献等を参照し品種選定を行った結果、みなみちからが優れた特性を持っていると判断した。このような賞を受賞できたのは地域の皆様のおかげだと思っている。引き続き頑張っていきたい。」
「就農して10年、経営規模が拡大する中で飼料用米は7,8年前から作付けを始めた。時には台風で脱粒し、収量が低下した時期もあった。その後、脱粒しないよう品種選定し、試行錯誤した結果が今回の収量につながっている。今後、収量を増加させていくことはもちろん、品質、栽培技術の向上を考え、安定した就農を続けていけるよう頑張っていきたい。」
茨城県農業再生協議会長 鈴木秀史さん(中央)
鹿島地域飼料用米生産利用推進協議会長賞 直井弘典さん(右から2番目)
協同組合日本飼料工業会企画振興委員会長賞 荒井和浩さん(左から2番目)
令和6年度「飼料用米多収日本一」受賞者の取組概要(PDF:198KB)
令和5年度「飼料用米多収日本一」受賞者の取組概要(PDF:156KB)
令和4年度「飼料用米多収日本一」受賞者の取組概要(PDF:37KB)
令和3年度「飼料用米多収日本一」受賞者の取組概要(PDF:22KB)
令和2年度「飼料用米多収日本一」受賞者の取組概要(PDF:188KB)
令和元年度「飼料用米多収日本一」受賞者の取組概要(PDF:141KB)