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更新日:2024年3月25日
令和5年11月11日(土曜日)・12日(日曜日)の両日、秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、「誰かじゃない 僕が育てる 緑の日本」を大会テーマに第46回全国育樹祭を茨城県で開催しました。お手入れ行事・式典行事をはじめとした関連行事には、県内外から多くの方に御参加いただきました。御協力いただきました皆さまに心から感謝申し上げます。
全国育樹祭は、継続して森を守り育てることの大切さを普及啓発するため、全国植樹祭を開催したことのある都道府県において、昭和52年(1977年)から公益社団法人国土緑化推進機構との共催で毎年秋季に開催されています。
茨城県ではこれまでに、昭和51年(1976年)に大子町の茨城県奥久慈憩いの森で「第27回全国植樹祭」が開催されたことを受け、平成元年(1989年)に「第13回全国育樹祭」を開催しています。今大会は、平成17年(2005年)に潮来市の茨城県水郷県民の森で「第56回全国植樹祭」が開催されたことを受けて、34年ぶり2回目の開催となります。
第46回全国育樹祭は、「CHALLENGE 挑戦」、「CHANGE 変革」、「COOL 格好良さ」という3つのCをコンセプトに、開催方針である「未来につながる新しい林業の姿」を全国に発信しました。
11月11日(土曜日)に、茨城県水郷県民の森(潮来市)でお手入れ行事が行われました。平成17年の「第56回全国植樹祭」で当時の天皇皇后両陛下がお手植えになられたタブノキとヤマボウシに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下によるお手入れ(枝打ち・施肥)が行われました。
両殿下は、お手入れをされる前に、緑の少年団の説明を受けながら、「第56回全国植樹祭」等のパネルをご覧になられました。
また、お手入れ行事開始前には、参加された皆様にも育樹活動(施肥)を行っていただきました。
11月12日(日曜日)に、アダストリアみとアリーナ(水戸市)において、全国の林業関係者や緑化活動に携わる企業・団体、公募参加者など、県内外から約2,000人の方に御参加いただき、プロローグ、式典、エピローグの3部構成で式典行事を開催しました。
プロローグでは、茨城県のさまざまな魅力を映像で紹介したほか、第56回全国植樹祭から現在に引き継がれている森林やみどりへの思いを振り返りました。
式典では、秋篠宮皇嗣殿下から「かけがえのない豊かな森林を維持し、健全な姿で後世へと引き継いでいくことは、私たちに課せられた務め。未来に繋がる新しい林業の姿が、ここ茨城の地から全国へ発信されることを祈念します。」とするおことばを賜ったほか、緑化等功労者の表彰、県内の緑の少年団から全国の緑の少年団への苗木の贈呈が行われました。また、緑の少年団を代表して、大子町の生瀬緑の少年団による活動発表が行われ、日ごろの活動について発表しました。
続く、メインテーマアトラクションでは、本県出身の俳優である羽田美智子さんがキャスターとなり、ラボスタジオから配信されるNEWS SHOWとして、特派員レポート、インタビュー等を交えながら、「林業 いばらきの今」、「いばら木の旅」、「林業の未来」について紹介しました。
エピローグでは、茨城出身の女性音楽家「茨女」によるライブステージ、茨城県立水戸第二高等学校ダンス部「NICODAN」によるダンスパフォーマンスのあと、第56回全国植樹祭に出演した石井竜也さんが「NICODAN」と茨城ロボッツダンスチーム「RDT」とともに第56回全国植樹祭テーマソング「緑の山」と石井竜也さんのヒット曲「浪漫飛行」の2曲を歌唱し、来年の全国育樹祭開催地である福井県に向けて熱気あふれるステージを披露しました。
11月11日(土曜日)に、ホテル テラス ザ ガーデン水戸(水戸市)において、秋篠宮皇嗣同妃両殿下をお迎えして、懇談会を開催しました。
懇談会において、両殿下は緑化功労者等14名にお声かけされ、各功労者の功績をお聞きになりながら祝意を示されました。
11月11日(土曜日)に、大子町文化福祉会館まいん(大子町)において、県内外の森林・林業・木材産業関係者などに御参加いただき、育林交流集会を開催しました。集会では、ナビゲーターと3名のプレゼンターをお迎えし、先人たちが守り育て、我々に受け継がれた豊かな森林資源を次の世代に継承していくため、先進技術を活用した森林管理や木材利用について、県内の事例を発表しました。
また、閉会後には、大規模木造建築である大子町新庁舎の見学会を行いました。
11月11日(土曜日)に、茨城県鹿行生涯学習センター(行方市)において、秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、全国緑の少年団活動発表大会を開催しました。
大会では、本県の大子町で活動する生瀬緑の少年団を含む、全国から選出された5つの少年団が、各地域の特色のある日頃の活動成果について発表しました。
また、緑の少年団活動発表大会終了後には、茨城県鹿行生涯学習センターに隣接する茨城県立白浜少年自然の家において交流集会を開催しました。
11月12日(日曜日)・13日(月曜日)に、ひたちなか市、那珂市、東海村にまたがる笠松運動公園において、一般社団法人林業機械化協会との共催で森林・林業・環境機械展示実演会を開催しました。
林業機械等のメーカーなど79社が出展し、最新の機械・器具を展示したほか、実演や試乗、機械操作のシミュレーター体験などが行われました。
本県で第46回全国育樹祭を開催するに当たり、令和3年度に開催理念や開催方針を盛り込んだ「基本計画」を策定しました。また、令和4年度に、より具体的に各行事の準備・運営等を円滑に進めていくための「実施計画」を策定しました。
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