ここから本文です。
乾燥害-過湿害
対象樹種:全樹種
|

発生機構と被害
乾燥害は、干ばつなどで水が欠乏し起こる被害で、適当量の雨が適当な間隔で降らず、同時に潅漑などの対策を講じないと発生する。過湿害には、地形改変、道路建設などで自然な排水が妨げられて発生する人為的被害、異常な多雨、豪雨などで地下水位の上昇あるいは地表での滞水が原因で起こる気象的被害とがある。また、地形的に排水不良な場所に、耐湿性の低い樹種を植えた場合にも発生する。
対策
(1)乾燥害は苗畑の場合、防風施設、ビニール、敷きわらと潅漑で予防。
(2)過湿害の人為的被害と適地判定の誤りは、事前の配慮や排水路の設置で回避できる。
病害虫一覧へ戻る
|
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください