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更新日:2025年2月25日

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つくばエクスプレス(TX)延伸構想事業計画素案の公表について

TXの茨城県内への延伸については、2023年6月に「延伸方面は土浦方面、JR常磐線と接続する駅は土浦駅」として、延伸構想の具体化に向けた検討を進めていくことを決定しました。

一方、第三者委員会やパブリックコメントにおいて、「採算性や費用対効果の面で課題がある」とのご意見もいただいており、実現可能性を高めるため、更なる需要拡大や採算性向上などの方策を調査・検討してきたところです。

この度、茨城県において事業計画素案をとりまとめましたので公表いたします。

事業計画素案の概要

  • 需要拡大や費用削減の観点から所要時間や事業費などを精査したうえで、開発・誘発交通を考慮することにより、現在のTX利用状況をより的確に反映できる「応用都市経済モデル」を用いて需要予測のシミュレーションを行いました。
  • リダンダンシーの強化や社会的・経済的効果の最大化を目指し、交通政策審議会で答申されている東京延伸と、土浦延伸を一体的に実現した場合の効果も検討しました。
  • 費用便益比(B/C)は、土浦延伸単独、東京延伸一体整備いずれも1を上回り、社会的意義のある事業であることを確認しました。
  • 採算性についても、土浦延伸単独、東京延伸一体整備いずれも黒字転換し、特に一体整備であれば黒字化が早まる見込みであることを確認しました。
  • 今回の検討結果は、県独自の調査に基づく概算値であり、直ちに事業化判断に使用できるものではありませんが、今後、TX延伸構想の実現を目指し、関係者との具体的な協議の場を設けるなど、議論を進めてまいります。

主な調査結果

  東京延伸一体整備 土浦延伸単独整備
 

計画素案

(2025.2)

計画素案

(2025.2)

【参考】従来手法での試算

(2025.2)

【参考】方面決定時

(2023.6)

概算事業費※1 約3,070億円 約1,320億円 約1,320億円 約1,400億円
需要推計方法 応用都市経済モデル 応用都市経済モデル 四段階推計法 四段階推計法
費用便益比(B/C)※1

1.35※2

[1.96]※3

1.60※2

[3.33]※3

0.83

 

0.6

 

採算性※1(累積資金収支黒字転換年) 27年 43年 発散 発散

※1 検討結果の各種数値は、茨城県の独自調査に基づく概算値であり、直ちに事業化判断に用いることができるものではありません

※2 東京延伸一体整備と土浦延伸単独整備の各検討結果は、需要予測の前提となる将来鉄道ネットワークなどの設定条件が異なるため、数値を単純比較することはできません

※3 [ ]の数値は、延伸により乗用車を利用されている方が鉄道利用に転換された後も、引き続き乗用車を利用される方が道路混雑の緩和による所要時間の短縮効果などを含んだ場合のものです

添付資料

このページに関するお問い合わせ

政策企画部交通政策課鉄道

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-2606

FAX番号:029-301-2608

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