更新日:2020年3月8日
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高速道路は非常に便利な道路ですが、交通ルールなどを守らないと命に関わる重大な交通事故となる場合があります。
高速道路安全利用のポイントを参考として、安全な運転をお願いします。
車両故障のため停止中に後ろから走行してきた車に衝突される交通死亡事故が発生しています。
通行前に、「燃料の量、タイヤの空気圧、エンジンオイルの状態、冷却水の量」など車両点検を確実に行ってから通行をしてください。
また、積み荷が道路に落下し、後続車が落下物に乗り上げる交通事故も多発しています。
積み荷はロープでしっかりと固定するなど落下防止の措置をとって通行をするようにお願いします。
車は時速100キロで走行した場合、1秒間に約28メートルも進みます。
考え事をしながらの運転や脇見運転をしたりしながら運転すると、周りの交通状況があっという間に変わってしまうので、交通事故を起こす可能性が高くなります。
運転に集中し、前の交通状況を確認しながら運転をしてください。
時速100キロで走行している場合、前を走る車との安全な車間距離は約100メートル必要です。雨や雪で路面状態が悪い場合は車の停止距離が長くなるため、さらに広めに車間距離をとる必要があります。
路肩やゼブラゾーン等に停止している車両が散見されますが、高速道路上はやむを得ない場合(交通事故や車の故障等)を除き駐車、停車のどちらも禁止されています。
事故等でやむを得ずその場で停止しなければならない場合は、完全に車両全体を路肩に入れ、ハザードランプ点灯、発炎筒着火、三角表示版を設置して後続車に合図をしたのち、道路外の安全な場所に避難してから110番通報をしてください。
高速道路は一方通行で指定された方向にしか進むことができません。
道路標識や路面表示を確認し、矢印の向きに従って運転をしてください。
行き先を間違えたり、インターチェンジを行き過ぎてしまった場合には、バックやUターンをすることなく、次のインターチェンジまで進んでから戻るようにお願いします。
他人の運転を妨害する目的のいわゆる「あおり運転行為」は非常に危険な行為です。
周囲の車に対して思いやり、ゆずり合いの気持ちを持って運転するようにしましょう。
また、あおり運転を受けたときには、サービスエリアやパーキングエリアなどの安全な場所に避難して110番通報し、ドアロックをして警察官が現場に来るまで待つなど相手とは直接対峙しないようにしてください。
速度が速い分その衝撃はすさまじいものであるため、シートベルトを着けていないと、フロントガラスやドアウィンドウを突き破って、車外に放出されてしまう危険性があります。
シートベルトは全席着用が義務です。運転手、助手席だけでなく後部座席でも確実にシートベルトを着けてください。
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担当課:交通部高速道路交通警察隊 連絡先:029-252-8013 |