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更新日:2024年7月19日
子宮頸がんは、子宮の入り口付近に出来るがんですが、20歳代から30歳代の若い女性に増えています。
しかし、県内の20歳代女性の子宮頸がん検診の受診率は、他の世代に比べ低いことが課題となっています。
このため、茨城県では平成28年度から、大学生や看護学生などの皆さんに子宮頸がんについて関心をもってもらい、子宮頸がん検診を受診していただくため、ポスターやチラシを作成しました。
また、県内の大学等の協力を得て子宮頸がんセミナーを開催し、子宮頸がんの正しい知識の普及と検診の受診勧奨に取り組んでいます。
子宮の入り口にできる子宮頸がんは、最近は低年齢化が進み、20歳代からの発症が増えています。初期症状がほとんどなく、自分で気付きにくい病気です。
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)という性交渉で感染するウイルスが、発がんと強い関係があると言われています。
つまり、性交渉経験のある女性なら誰でも感染している可能性があるのです。
ヒトパピローマウイルス ヒトパピローマウイルスは、粘膜等に感染するウイルスで、100種類以上のタイプがあります。この一部が子宮頸がんの原因となることが多く、がん発生の機序の解明が進められています。子宮頸がんの組織を取って調べると、ほぼ全例にヒトパピローマウイルスが見つかるという報告があります。 しかし、感染しても90%以上は体内から自然消失するため、子宮頸がんまで進展するのはごくわずかです。 |
子宮頸がんは、早期に発見されれば、手術やレーザー治療でほぼ100%治癒できる病気です。
また、早期に発見できれば、子宮をとらないで残すことができ、妊娠や出産が可能です。
子宮頸がんを早期に発見するためには、自覚症状がなくても定期的に子宮がん検診を受けることが何より大切です。
子宮頸がん検診は、お住まいの市町村保健センターで実施していますので、市町村の保健センターに申し込みましょう。
職場や健康保険組合、人間ドックなどで子宮頸がん検診を受けられる場合もありますので、お勤めの方は職場にお問い合わせください。
子宮頸がんを予防するには、HPVワクチンの接種と子宮頸がん検診の定期的な受診が重要です。
2020年11月17日に世界保健機関(WHO)が「子宮頸がんの公衆衛生学的排除を加速するための世界戦略」を発行した日にあわせ、世界各地のランドマークタワーを子宮頸がん征圧のテーマカラーであるティールブルーにライトアップする活動が行われています。
「子宮頸がん撲滅 世界一斉イルミネーション」にあわせ、水戸芸術館シンボルタワーをライトアップしました。
日時:令和5年11月17日(金曜日)・18日(土曜日) 17時00分 ~ 22時00分
場所:水戸芸術館(水戸市五軒町 1年6月8日)
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