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ページ番号:6656
更新日:2023年6月7日
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東日本大震災における震度6強の地震と4mを越える津波により、大きな被害を受けた日立港区ですが、現在では
多くの方々のご支援・ご協力により、大部分の復旧工事が完了しています。また、完成自動車やバラ貨物など、多様な
物流需要に対応する港として、港湾機能の強化が進められています。
今回は、第5ふ頭地区で進められている『東京ガス株式会社日立LNG基地建設』についてご紹介します!
基地面積約10.4ha
・陸上施設
LNGタンク(23万kl)1基
※LNG:液化天然ガス
LPGタンク(5万kl)1基
※LPG:液化石油ガス
製造施設(LNG気化設備ほか)
ローリー出荷設備ほか
・海上施設
大型桟橋(外航LNG船用受入施設)
内航桟橋(内航LNG船用出荷設備)
防波堤
東京ガス株式会社日立LNG基地
日立港区第5ふ頭地区で平成24年7月に建設工事が着工された東京ガス株式会社日立LNG基地は、2020年代に向けた天然ガス需要の増加に対応した製造・供給インフラの柱の一つとして建設し,平成28年に稼働を開始しました。
さらに,株式会社コベルコパワー真岡発電所等の今後の需要増大に対応するため,平成30年4月に2基目のLNGタンク(TL2PCLNG貯槽)の建設に着手し,令和2年度完成を目指し工事が進められています。
同じく令和2年度に茨城幹線が竣工し,高圧ガスパイプラインループ化が完成することで関東圏全域のエネルギーセキュリティーが向上します。
日立LNG基地のガスタンクは、地上式のものとしては世界最大級の大きさです。
北関東及び首都圏の新たなLNGの供給拠点となるだけでなく、日立港区がエネルギー関連港湾として発展する可能性や、新たなエネルギー関連産業の立地につながることが期待されています。