県南地区特別支援学校(仮称)高等部棟増築工事
小中学部棟改修・外構工事
県南地区特別支援学校(仮称)高等部増築工事
○県南地区特別支援学校(仮称)小中学部棟改修・外構工事
【施設概要・工事概要】
茨城県では,特別支援学校に通学する児童生徒の数が年々増加しており,これに対応した教育環境の整備を行っております。
本施設は,石岡市内の既存施設(旧石岡市立八郷南中学校(平成25年3月閉校))を再活用して新たに県立特別支援学校を設置するものです。
本工事においては,高等部棟の増築,小中学部棟改修及び外構整備を実施しました。
本校「石岡特別支援学校」は平成31年4月に開校しました。
※平成30年10月2日に本校の名称が「石岡特別支援学校」に決定しました。
<平成28年度から平成30年度の3か年事業>
平成28年度 ○高等部棟増築・外構
・プロポーザル基本設計(平成28年10月~平成29年2月)
平成29年度 ○小中学部棟改修
・実施設計(平成29年3月~平成30年2月)
○高等部棟増築
・実施設計(外構含む)(平成29年4月~平成29年12月)
・工事着手(工期:平成29年12月~平成30年12月)
平成30年度 ○小中学部棟改修・外構
・工事着手(工期:平成30年7月~平成31年3月)
平成31年度 開校
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工 事 場 所:石岡市下青柳716番1外
<高等部棟増築工事>
構造・階数:鉄筋コンクリート造,一部鉄骨造及び木造 平屋建て
延 べ 面 積:1,748.27平方メートル
完 成 年 月:平成30年12月
工事施工者:(建 築)株式会社岡部工務店
(電 気)共栄通信工業株式会社
(受変電)メイデン株式会社
(衛 生)水研工業株式会社
(空 調)九島産業株式会社
設 計 監 理:早川・宮本建築関連業務共同企業体
(株式会社早川建築事務所・有限会社宮本建築アトリエ)
<小中学部棟改修・外構工事>
構造・階数:鉄筋コンクリート造 3階建て
延 べ 面 積:2,640.36平方メートル
完 成 年 月:平成31年3月
工事施工者:(建 築)株式会社岡部工務店
(電 気)株式会社富嶋電工
(衛 生)中沢機工株式会社
(空 調)株式会社キンダイ
設 計 監 理:早川・宮本建築関連業務共同企業体
(株式会社早川建築事務所・有限会社宮本建築アトリエ)
【高等部棟増築工事平面図】
工事状況
No.11:完成写真
No.10時12分月工事写真
No.9時11分月工事写真
No.8時10分月工事写真
No.7時09分月工事写真
No.6時08分月工事写真
No.5時07分月工事写真
No.4時06分月工事写真
No.3時05分月工事写真
No.2時04分月工事写真
No.1時03分月工事写真
No.0:工事着手前写真
No.10時12分月工事写真
<高等部棟>
高等部棟増築工事が完成しました。なお,外構工事は3月完成予定です。 |
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- <昇降口>
- 昇降口の前面には大きなポーチを設けて,雨天時における生徒動線の集中に対応しやすいスペースを確保しています。
- 昇降口隣りには高等部職員室を計画し,窓ガラスを広く設けて,教員と生徒がお互いに見通しが利くようにしています。
- 昇降口の出入口はガラスサッシを全面に設けているので,明るく開放感があります。
- 天井や壁の一部,靴箱には木材を使用し,柔らかで温かみのある空間となるようにしています。
- 床は三色の300角タイルをランダムに配置し,昇降口が軽やかな雰囲気となるようにしています。
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- <昇降口廊下>
- 高等部と小中学部を連絡する廊下には,空間が暗くならないように天窓(トップライト)を設けて,自然光を取り入れました。
- 昇降口を入って正面の壁には陶板壁画が設けられています。作品名は「大空へはばたく」,作家は笠間市の陶芸家・舘真由美さんです。この陶板壁のデザインには「新しい学び舎で,子供たち一人一人の可能性や自立心を育み,のびやかに豊かな力を得,明るい希望に向かって大きくはばたいて欲しい」という舘さんの願いが込められています。陶の持つ温かみや安らぎ,そしてイマジネーションを生徒たちに与えられることができれば幸いです。
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- <高等部職員室>
- 職員室は3面に窓を設けているので,明るく,昇降口,小中学部棟,グランドを見渡すことができます。
- 職員室の出入口には透明ガラスを用いて,閉鎖感をなくし,生徒が見通しの良いように配慮しています。
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- <教室棟廊下>
- 天井・壁は白色を基調とし,明るく開放性がある廊下になっています。
- 教室棟の天窓(トップライト)には透明ガラスを採用し,晴れの日には青空を覗くことができます。
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- <教室>
- 天井や建具,ロッカーにも木材を使用しています。落ち着きのある明るい教室になっています。
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<外観>
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<小中学部棟>
小中学部棟改修工事では天井や壁の内装下地工事が完了し,仕上げ工事に入っていきます。外構工事はバスターミナルの鉄骨建て方が完了し,屋根工事を行っています。 |
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定点写真
(平成30年12月28日撮影)
敷地東部(グランド,バスターミナル)状況
(写真中央奥)
・バスターミナル建て方工事完了
・バスターミナル屋根工事状況
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小中学部棟南棟1階・EV前廊下
・天井下地工事完了
・壁下地工事完了
(平成30年12月28日撮影) |
No.8時10分月工事写真
<高等部棟>
10月工事では内部工事の天井裏や壁内の設備配線・配管工事がほぼ完了し,天井と壁の下地や仕上げ工事を行っているところです。外部工事においては,屋根工事が完了し,軒裏仕上げ工事,樋工事,外壁塗装を行っています。11月には外部足場を取り外しますので,外観の形状が見られます。 |
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定点写真1
(平成30年10月31日撮影)
普通教室棟B,C,D工区状況 |
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定点写真2
(平成30年10月31日撮影)
普通教室棟D,昇降口棟工区状況 |
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高校生建設現場見学会
県立高校の生徒さん40名が現場見学に来てくれました。見学会では事業計画や設計概要,工事施工に関する説明を行いました。
(平成30年10月16日撮影)
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普通教室棟B工区 普通教室
<内装工事>
・普通教室天井工事完了状況
天井は化粧垂木(茨城県産木材)表し
天井上部は有孔シナ合板張り
次工程で照明設備を設けます。
(平成30年10月31日撮影) |
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昇降口棟工区 高等部職員室
<内部工事>
・内部施工状況
・天井裏の設備配線・配管工事状況
・天井軽量鋼製下地工事状況
(平成30年10月31日撮影) |
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普通教室棟C工区 廊下
<内装工事>
・内装下地施工状況(写真:廊下壁)
壁の一部には掲示物貼付けを考えて,マグネットボード(写真:黒色部分)を採用しています。 |
<小中学部棟>
現在,小中学部棟改修工事では,間仕切壁や設備関係の変更に伴う既存部の撤去工事が終了し,天井や壁の内装下地工事を行っています。また,外構整備工事では,既存物撤去が終わり土工事を行っております。 |
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定点写真
敷地東部(ク゛ラント゛,ハ゛スターミナル)状況
(平成30年11月1日撮影) |
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小中学部棟 西側外部・既存渡り廊下
<既存渡り廊下改修工事>
・外構整備・既存渡り廊下改修工事状況
・既存屋根撤去状況
・土工事施工状況
外周部には外灯,通路,職員駐車場を設け,渡り廊下を一部増設します。
(平成30年11月1日撮影)
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小中学部棟南 1階昇降口廊下
<エレベーター設置工事・廊下天井内装工事>
・天井裏の設備配線・配管工事状況
・天井軽量鋼製下地施工状況
(平成30年11月1日撮影) |
No.7時09分月工事写真
<高等部棟>
9月の工事では,写真のように屋根葺きの施工を行っています。大屋根材はカラーガルバリウム鋼板を用いて,深緑色のモスグリーンとし,屋根形状(角錐状)が周囲に広がる山麓の景観に溶け込む外観としています。また,内部工事も順調に進められており,建築工事では各下地等の施工,設備関連工事では配線や配管の据え付けを行っています。 |
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定点写真1
(平成30年10月1日撮影)
普通教室棟B,C,D工区状況 |
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定点写真2
(平成30年10月1日撮影)
普通教室棟D,昇降口棟工区状況 |
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普通教室棟B工区
<屋根工事>
・屋根平葺き(カラーガルバリウム鋼板)完了状況
屋根色:モスグリーン色
トップライト色:シルバー色
(平成30年9月28日撮影) |
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普通教室棟B工区 普通教室
<小屋組工事,天井工事>
・小屋裏施工状況
天井は化粧垂木(茨城県産材)表し
天井上部は有孔シナ合板張り
(平成30年9月28日撮影)
(木造小屋組イメージ図)
(教室内部イメージ図)
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普通教室棟工区 廊下(C工区→A工区)
<内部工事>
・内部施工状況
写真中央:中廊下が交差する中央スペース部
中央部ほか3箇所にトッフ゜ライト(天窓)を設置
(平成30年9月28日撮影) |
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昇降口棟工区 昇降口
<内部工事>
・内部施工状況
写真右側:高等部職員室窓口
写真奥側:音楽室前廊下
(平成30年10月2日撮影) |
<小中学部棟改修・外構工事>
現在,小中学部棟改修工事では,間仕切壁や設備関係の変更に伴う既存内部の壁や天井の撤去工事を行っています。また,外構工事でも新校の外構整備に伴う既存物等の撤去工事を行っています。 |
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定点写真
敷地東部(ク゛ラント゛,ハ゛スターミナル)状況
(平成30年10月1日撮影) |
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小中学部棟 東側外部
<校舎外部撤去工事>
・外構整備に伴う既存撤去工事状況
(平成30年10月1日撮影) |
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小中学部棟南 1階昇降口廊下
<エレベーター設置工事>
・既存躯体一部撤去状況
写真足場部:エレベーターの設置位置
(下部凹は昇降機ピット部分)
写真右奥:生徒昇降口
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No.6 8月工事写真
<高等部棟>
8月中は,躯体のコンクリート養生期間を経過したので,型枠の取り外しを行いました。また,高等部棟の校舎を印象づける大屋根の建て方を行いました。屋根の構造は,木造,鉄骨造及び鉄筋コンクリート造の3種類であり,外観は6つの屋根から構成される建物イメージとなります。木造部分には茨城県産木材(杉,桧)を使用しています。9月~10月には屋根の仕上げ工事を実施します。 |
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定点写真1
(平成30年8月31日撮影)
普通教室棟B,C,D工区状況
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定点写真2
(平成30年8月31日撮影)
普通教室棟D,昇降口棟工区状況 |
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昇降口棟,普通教室棟C,D工区
・1階躯体コンクリート打設状況
(平成30年8月2日撮影) |
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鉄骨工場鉄骨製品検査
・昇降口棟鉄骨屋根部 柱・梁製品検査状況
(平成30年8月6日撮影) |
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昇降口棟工区
・屋根部分 鉄骨建て方状況
(平成30年8月22日撮影) |
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普通教室棟B工区
・屋根部分 木軸建て方状況
(平成30年8月29日撮影) |
No.1 3月工事写真
高等部棟の仮設工事及び解体工事が終わり,地縄張り後に杭工事に入りました。 |
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定点写真1
(平成30年3月30日撮影) |
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定点写真2
(平成30年3月30日撮影)
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本杭打設状況
写真中央:昇降口棟部分
杭工法 :BFK工法
PHC杭 全長11m
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No.0 着工前写真 |
(工事着手前写真1:グランドより西側を望む(中央付近が高等部棟増築位置となる)
(工事着手前写真2:正門より南側のグランドを望む(中央付近にバスターミナルを計画する)
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