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更新日:2019年8月1日
県章の形態は、「常陸国風土記」の「茨城郡」の条に「茨」(うばら)が見えるなど本県の自然や歴史に関係の深いばらを基本モチーフに、開き始めたばらのつぼみをダイナミックに象徴化したものです。新しい時代を先導する県にふさわしい“未来指向の斬新なイメージ”をデザインの基調とし、茨城県の「先進性」「創造性」「躍動」「発展」を表現しています。県章の色は、県のシンボルカラー「いばらきブルー」(鮮やかな青色、マンセル値7.5PB3.5・13)を基本としています。新しい時代に向かう県民の心のよりどころとして、県政120年を迎えた、1991(平成3)年11月13日に定められました。
※県章を使用する場合は,県の承認が必要となります。
使用を希望される方は,こちらをご覧ください。
県花は、茨城という地名にちなむとともに県章、県旗のいずれもが「バラ」をかたどっている関連において「バラ」とされ、県章及び県旗とともに県民の心の象徴として広く県民に親しまれるようにと1966年(昭和41)3月28日に定められました(茨城県告示第343号)。
本県とバラの関係は深く常陸国風土記のなかにも黒坂命が茨(うばら)で城を築き賊を退治した説話もあり、茨城の山野には、ノイバラ、テリハノイバラ、ヤマテリハノイバラ、モリイバラ等が自生していたと思われますが、特に「ノイバラ」と指定せず一般的に「バラ」とされています。
郷土を美しい緑で包み、よりよい生活環境をつくりだすことを目的に、1966(昭和41)年5月、毎日新聞社の提唱で、各都道府県の木を選ぶ「緑のニッポン全国運動」が展開され、県に「県の木選定委員会」が設置されました。委員会において、本県の植物分布から候補木をアカマツ、ウメなどの5種類を選定し、この中から県民の応募数の一番多かった「ウメ」が選ばれ、同年10月6日に県の木として指定されました。ウメの名所偕楽園には、およそ100種、3,000本が植えられています。
野鳥の保護と繁殖を図るため、1965(昭和40)年の愛鳥週間に、県が「県民の鳥」を公募し、茨城県鳥獣審議会の審議を経て同年11月3日、「鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律」(大正7年法律第32号)に基づいて指定されました。応募数の一番多かった「ヒバリ」は、天高く舞う春の天使、その歌うさまはのどかな中にも希望を沸かせる力強さがあり、また、麦作が盛んな茨城の環境に調和し、親しまれている鳥でもあることから指定されています。
茨城の美しい海や川と水産業への理解を深めることを目的に、「県のさかな選定委員会」が設置され、「旬のさかな」の候補を選定し、一般公募を行いました。最も応募が多く、本県沿岸の重要資源であること等から、「ヒラメ」が「県のさかな」として1995(平成7)年6月1日に決定され、あわせてシンボルマークも全国の多数の応募の中から選ばれました。旬のさかなは、海産種では鹿島灘はまぐり(春)、かつお(夏)、ひらめ(秋)、あんこう(冬)、淡水種ではわかさぎが選定されました。
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