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更新日:2020年1月1日
県民の皆さまへ
県内における新型コロナウイルス感染症の状況につきましては、徐々に落ち着きを見せ、本県の「緊急事態宣言」は5月14日に解除となりました。これも、県民の皆さま・事業者の皆さまの外出自粛や休業要請をはじめとする感染拡大防止対策へのご協力や、医療従事者の皆さまの懸命なご努力によるものであり、改めて感謝を申し上げます。
しかしながら、一度、収束の兆しが見えたとしても、再度感染が拡大している地域もあります。新型コロナウイルスとの闘いは、長期戦を覚悟しなければなりません。自粛を続けることも、一気に元通りにすることもできない難しいバランスの中で、新型コロナウイルスとの共生が必要になってまいります。県としましては、感染を抑制しながら、段階的に社会経済活動などを再開させる指針が必要と考え、独自の対策指針を策定いたしました(次ページで紹介)。
この指針に基づき、県内の感染状況などが改善している場合には、慎重に対策を緩和し、もし再び悪化してしまった場合には、迅速に対策を強化してまいります。感染状況にかかわらず、距離の確保やマスクの着用など新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践や、県や各業界団体などが作成したガイドラインを順守するなど、一人一人が決して気を緩めることなく、それぞれの立場で、感染拡大防止に取り組むことが大変重要となります。
本県では、引き続き、PCR検査の対象拡大などさまざまな対策を強化するとともに、経済対策にも力を入れてまいります。県民の皆さまもぜひ、茨城の未来のために、自覚と責任、思いやりを持って、感染対策をはじめ、今できることに取り組み、「ワンチーム茨城」でこの難局を乗り越えていけるよう、ご協力をお願いいたします。
茨城県知事大井川和彦
次回「ひばり」7月号の新聞折り込みは6月28日(日曜日)です。本号に掲載しているお問い合わせ先は、5月20日現在のものです。
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