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更新日:2021年3月27日
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平成14年採用 茨城県出身 大学卒業
大学卒業後、予備校講師や留学を経てから警察官に採用。
警察学校卒業後は交番勤務2年、その後、警部に昇任するまで主に刑事部門に12年、ニセ電話詐欺事件の捜査、性犯罪捜査に従事。
現在、警察署刑事課長として、管轄区域内で発生するあらゆる事件の捜査指揮を担当。
もともと幼少期に見た勧善懲悪の時代劇や刑事ドラマの「正義の味方」に憧れていました。大学卒業後は予備校講師や海外への留学経験を経て、学生時代に陸上競技に打ち込んだ経験から体力を生かせる仕事に就きたいと考え、警察官を志しました。
共に汗と涙を流し、心の底から笑った半年間でした。
体力錬成や学力試験など、「逃げ出したい。」と思う事は沢山ありましたが、いつもそばにいる同期生のおかげで乗り越えられました。
警察学校の同期生や教官との絆は私の警察官人生の礎です。
同期生とは、20年経った今でも、会えば一瞬であの頃に戻ります。
嘘はつかない。
嘘やごまかしは絶対にしない。
同僚や上司を信頼し、自分も信頼してもらうよう誠実な仕事を心がけています。
取調室で犯行を否認する相手と対峙する時は、やはり大変さを感じました。
その都度、上司や仲間に相談し、アドバイスをいただきますが、やはり相手も人間、最後は自分自身のスタイルで自分らしく接することが一番だと気づき、犯行を自供させたときはやりがいを感じ、ますます仕事が面白くなりました。
今でも刑事課長として経験も浅く、すべての業務に精通しているわけではないので、仕事の上で、自分の至らなさを感じ、落ち込むことは沢山あります。しかし、刑事のベテランの先輩の知識と経験、若い新人刑事のやる気と勢い、周囲の方の励ましや優しさに助けられ、刑事課というチーム一丸となって仕事をしています。
食べ歩きが趣味です。
赴任先の町を歩いてお店を見つけたり、旅行先で、地元の方々と触れ合うのも楽しみです。気持ちがリフレッシュされ、メリハリのある仕事ができます。
警察官として、辛いこと、悲しいこと、大変な場面に遭遇することは沢山あります。
けれどそれ以上に様々な人と出会い、気づき、成長できます。
「人生にマイナスなことはない。」と感じる事ができる、やりがいのある仕事です。